【レビュー】大容量でコンパクトなモバイルバッテリー『Anker PowerCore 15600』
16モバイルバッテリー『Anker PowerCore 15600』がAmazonでセール中だったので、買っちゃいました。
モバイルバッテリー『Anker PowerCore 15600』がAmazonでセール中だったので、買っちゃいました。
今回ご紹介する『Anker PowerCore 15600』は、充電機器で有名な“Anker”の 15,600mAh という容量をもつモバイルバッテリーです。
『Power Core 15600』の特徴は、以下の通り。
『Power Core 15600』は、ホワイトモデルとブラックモデルの2色展開がされており、今回はホワイトモデルを購入しました。
『Power Core 15600』のパッケージを見てみましょう。
このデカデカとしたゴシック体が印刷されたパッケージは、Ankerならではですね。白と青のアクセントも良い感じ。
パッケージ裏面には、アイコン付きでAnker製品の特徴が載っていました。ちなみに僕は Amazon.co.jp で購入したのですが、パッケージに記述されている言語はすべて英語でした。
パカリ。
パッケージのフタを開けると、“AMERICA'S #1 USB CHARGING BRAND”と記述されています。Ankerの充電機器ブランドは、アメリカで最も人気の模様。
フタに挟まっていた白い紙は、クイックスタートガイドでした。アイコンと1〜2行の、とても簡素な説明が記述されています。
パッケージ内の製品を取り出すと、Ankerの充電機器が持つ、特徴的な機能の説明がパッケージ内側に印刷されています。
パッケージのフタを開けたり、製品を取り出したり…といったユーザのアクション直後に、説明書きが目に飛び込んでくるパッケージ仕様はなかなか斬新です。
パッケージに含まれていた本体と付属品は、以下の通り。
「『Power Core 15600』は、衝撃耐性にも優れている」とAnkerは謳っていますが、製品本体に傷が付くことを嫌うユーザにとって、トラベルポーチの付属はありがたいところ。モバイルバッテリーである以上、頻繁に持ち運びますからね。
microUSBケーブルは、『Power Core 15600』自体を充電するために必要なケーブルです。microUSBケーブルの一方は、最も普及しているType-AのUSB規格なので、パソコンから『Power Core 15600』を充電することも可能。
もちろん、所持している携帯端末がmicroUSB端子に対応しているのであれば、このケーブルを充電用ケーブルとして用いることもできます。
パッケージから『Power Core 15600』を取り出すと、白色のやわらかな袋に包まれた状態でした。
本体は真っ白。
手元の『iPhone 5s』と大きさを比較してみます。
幅は、『iPhone 5s』と大差なく、若干『Power Core 15600』の方が大きい程度でしょうか。長さに関しては、『iPhone 5s』の1.4倍程度。
縦長の形をしているため、リュックなどの隙間に差し込んで持ち歩けそう。
『Power Core 15600』は、『iPhone 5s』2つ分以上の厚さがあります。僕はモバイルバッテリーに薄さを求めていないため、この程度の厚さならば十分許容範囲です。
項目 | 公称値 |
---|---|
横幅 | 58mm |
縦幅 | 166mm |
厚さ | 22mm |
重量 | 341g |
『Power Core 15600』のサイズや重量は上記の通りで、重量は 341g となっています。『iPad mini 4』よりも若干重い程度ではありますが、それなりにコンパクトな設計になっているため、数値以上の重さを感じるかもしれません。
とはいえ、バッグに入れて持ち運ぶのであれば、この重量はまったく気にならないでしょう。むしろ、このバッテリー容量でこの重量感ならば、問題ないどころかもっと持ち運びたくなるくらい。
『Power Core 15600』の側面には、横長のボタンが備えられています。このボタンは『Power Core 15600』のバッテリー残量を確認するためのもの。
本体上面には4つのLEDが埋め込まれており、バッテリー残量に応じて点灯します。
押してみると、LED4つのうち3つが点灯しました。LED1つにつき、バッテリー残量が25%であることを示すので、3つ点灯したということは“バッテリー残量は75%である”ということになります。
地味に便利な機能ではありますが、25%刻みは少しかゆく感じるのも事実。バッテリー残量が25%のときと1%のときでは大きく状況が異なるので、パーセンテージでデジタル表示してほしかった…。
供給用のUSBポートは2つ並んで搭載されており、その隣には『Power Core 15600』を充電するためのmicroUSBポートが搭載されています。
このことから『Power Core 15600』のみで同時充電可能な端末数は2つとなります。もちろん、USBハブなどでポート数を増やすことで同時充電可能な端末数を増やすことは可能ですが、供給電力が低下するため留意しなければいけません。
出力電流は合計 4.8A となるため、1ポートあたりの出力電流は 2.4A になります。
これは『Apple 12W USB電源アダプタ』と同じ出力電流であるため、『Power Core 15600』は、iPadに付属している充電器2つ分のパワーを持っていることになります。
充電方法は、充電したいデバイスと『Power Core 15600』をUSBケーブルで接続するだけ。電流出力スイッチなるボタンも存在しないため、電源アダプタから充電するかのような感覚で充電できます。
「同時に充電できる端末の数は2つ」と聞くと少なく感じるかもしれませんが、よほど多くのガジェットを持ち歩かない限り、3つ以上の端末を同時に充電したいと思う場面はまずないでしょう。それほど多くのガジェットを持ち歩くのであれば、もっと多くのポート数を持つモバイルバッテリーを選ぶのが吉。
少し気になった点は、付属している『Power Core 15600』を充電するためのmicroUSBケーブル。若干太めでまき癖が強く、硬いケーブルでした。
同じAnker製品である『Anker 40W 5ポート USB急速充電器』で、『Power Core 15600』を充電してみました。残念ながら、『Power Core 15600』の充電中に、他のデバイスを充電することはできないようです。
それでは総評といきましょう。
『Power Core 15600』の評価できるポイントは以下の通り。
『Power Core 15600』の最大の長所は、やはりなんと言っても 15,600mAh という大容量のバッテリーを搭載しているところでしょう。『iPhone 6』であれば5回分、『iPad Air 2』であれば1.4回分のフル充電が可能です。バッテリー容量が増えれば増えるほど本体が大きくなってしまうというデメリットは生じてしまいますが、『Power Core 15600』程度の大きさであれば、多くの人は許容範囲内でしょう。
『Power Core 15600』を放置していても、バッテリー残量があまり減らないのも良い点の1つ。
よほど電源を確保できない場所へ行く人でない限り、モバイルバッテリーを毎日使うことはないでしょう。多くのモバイルバッテリーは、モバイルバッテリー本体を充電してから長期間経過すると、モバイルバッテリー自体のバッテリー残量がカラになっていることがしばしば…。
『Power Core 15600』のフル充電後、1ヶ月半ほど使わない状態が続くこともありましたが、バッテリー残量は75%以上残っていました。
対して、マイナスポイントは以下の通り。
最大のマイナスポイントは、大容量モバイルバッテリーの宿命でもある“重量”です。記事中にも記述した通り、『Power Core 15600』の重量は 341g で、これは『iPad mini 4』よりも重いことになります。
バッグなどに入れて持ち歩く分には気にならない重量かもしれませんが、手で持つとズッシリ感は否めないところ。
個人的に最も痛い部分は、『Power Core 15600』を充電しながら他のデバイスを充電できないところ。
『Power Core 15600』のバッテリー残量がまったくなかったとき、『Power Core 15600』を充電しながら、さらにその先のデバイスも充電できれば一石二鳥になります。モバイルバッテリーとデバイスの同時充電に対応したモバイルバッテリーは、非常に数が少ないため、対応してもらいたいところです。
総評としてはこの大きさと重量に不満がなければ常備用に1つ持っておきたいレベルです。
そもそも僕自身、モバイルバッテリーを必要とするような活動をしていません。ただ“放置していても『Power Core 15600』自体のバッテリー残量があまり減らない”ことを考えると、バッグに常備するだけの価値はあると思っています。
もしも電源を確保できないとき、携帯電話などのデバイスを充電したいとき、『Power Core 15600』は非常に役立つはずです。
そんな『Power Core 15600』ですが、残念ながら Amazon.co.jp で販売されていません。本製品の後継製品であり、よりバッテリー容量が大きい『Anker PowerCore 20100』が販売されているので、興味のある人はこちらの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
なお『Anker PowerCore 20100』は、6A の電流出力に対応しているため、2015年春から発売されている『MacBook』も充電することが可能な模様。
モバイルバッテリーを必要とせずとも、ガジェットを持ち歩く人は、ぜひ購入を検討してみてください。
芋りんご系ブログだからじゃがアポーさんなんですよね?
でも芋ならどっちかというとポテアポーなんじゃ…
ジャガです!
ジャガアポーさん・パイナポーさん・
シナモンさん・・・みんなおいしそうな
名前ですね
ジャガアポーさんのアポーってアップル信者
だからだと思っていました
2万mAhユーザーです。
バッテリー本体の充電が週一回ぐらい。
iPhoneは仕事中にこれで充電してます。
いざという時は身を守れる重さも魅力です!!
身を守れる重さ…その発送は新しい…ッ!
20100をアマゾンのセール中に買いました。
レビューを見ると「全く充電できない!」という声が多くありますが
これへの充電器は2.0A以上推奨なのです。
スマホ・iPhon付属の充電器ではものすごい時間がかかるか
全く出来ないかという事態になります。
購入を検討される方はご自分の充電器もチェックしてみてくださいね。
なお空→満充電へは2.4A充電器でも6時間ほどかかります(´・ω・`)
久しぶりに更新されててよかったです!!
しかも自分が丁度気になってたモバイルバッテリーの記事でした!すごく良さそうなので今度買おうと思います!!
おお、それはよかったです!
モバイルバッテリー、やっぱり1個は持っておきたいものですよね〜。
PanasonicのQE-QL101を持ってますが、充電しながら充電できますよ。
これだけの容量があって、本体充電中に給電できたら充電に丸一日かかりますよ‥。
ちなみにパナソニックのは、
外部デバイスを80%充電→本体を80%充電→外部デバイスを100%充電→本体を100%充電
と言う仕様なので「寝てる間に両方ともある程度は充電できる」感じです。
そういえば、昔はモバイルバッテリーといえば、
パナソニック(エネループ)というイメージが
ありましたね。
iPhoneSE(5s)を使っていて、
6・6sには移れないくらい『使いやすい』と、
感じますか?
また、以前の記事でiPhone5sの方が、
iPad Airと"デザインの共通点"があると、
言っていましたが、僕は6・6sの方が
ボタンの形、丸い形や、スピーカーの形などと
いった"デザインの共通点"があると思うのですが、どう思いますか?
当サイトでは、様々なApple製品のレビュー記事を執筆しております。『iPhone SE』の評価に関しましては、そちらのレビュー記事をご覧ください。
http://moxb.it/dxoDG
記事の内容とは関係ないコメントで申し訳ないのですが…
かつて存在していたかもしれないサイト「PLROG」の記事をサルベージして頂きたいです。
当時PLROGを拝見したときは非常にためになったのですが、今では読めない記事も多いのでできればよろしくお願いします。
残念ながら、再公開する予定はございません。
『Internet Archive』というサービスを使いますと、過去に公開されていたページを(不完全ながらも)表示させることができるので、こちらをご利用ください(私が開発したサービスではないため、ご利用は自己責任でお願い致します)。
https://archive.org/index.php
モバイルバッテリーいいなー
僕も一応あるんですが容量が少なくて…それください!