【レビュー】ゲーミングマウスバンジー『ROCCAT Apuri』
1『ROCCAT』のゲーミングマウスバンジー『ROCCAT Apuri』をレビューしてみます。
『ROCCAT』のゲーミングマウスバンジー『ROCCAT Apuri』をレビューしてみます。
本製品のレビュー前に“マウスバンジー”について簡単に説明しておきましょう。
“マウスバンジー”は、有線マウスのケーブルをある一点で固定し、ケーブルによる支障を出さないためのマウスアクセサリーです。他に“マウスコードホルダー”や“マウスケーブルホルダー”、“マウスケーブルアンカー”など、色々呼称があります。特にバンジー状になっているケーブルホルダーは珍しい製品のため、“マウスバンジー”と言われたら『ROCCAT Apuri』のことを指しても良いくらいです。
今回購入した『ROCCAT Apuri』は、ドイツ発のゲーミングデバイスメーカー“ROCCAT”によるゲーミングマウスバンジーです。
一般的なマウスケーブルホルダーは、製品の周りにケーブルを巻き付けるタイプが多いのですが、『Apuri』は空中でケーブルを固定してくれる変わったホルダーです。『Apuri』は空中固定タイプなので“マウスバンジー”と呼ばれます。
またホルダー機能だけでなく、4つのUSBポートがついておりハブとして利用可能なのが特徴の一つです。
それでは早速開封したいと思います。
前回購入した同社のマウスパッドのパッケージは驚くほど厳重だったのですが、『Apuri』はそこまで厳重というわけでもありませんでした。一般的なパッケージでした。
『Apuri』はマウスパッドの時のようにハサミで開封するわけもなく、“OPEN”と書かれた部分を開けるだけでした。
入っている物は『ROCCAT Apuri』本体と説明書、USBケーブル、電源ケーブル。
電源とUSB、両者のケーブルを繋ぐ必要はなく、USBか電源のどちらかのケーブルを繋ぐだけで良いようです。ただし、USBハブとして使うならば電力不足を補う物として電源ケーブルも使う方が良いでしょう。
次にデザインを見てみましょう。
『Apuri』はサソリのような特徴的な形で、ゲーミング製品らしくLEDを搭載しています。特にイラストは描かれておらず、ROCCATのロゴが中央に書いてある程度です。
本体の滑り止めとなるグリップは、若干効果がある物の滑り止めとしては満足のいかないできです。指で少し力を加えるだけで簡単にずれてしまいます。
ちなみに、光の色は青色固定で変更はできません。
『Apuri』のサイズは、縦横 650(mm) 、バンジー部分を伸ばして最大にした際の高さ 130(mm) と、縦横に関しては少し大きめなマウスと同じ程度です。サイズに困ることはないでしょう。
空中で固定するからには、バンジーがいかに大きく動き、柔軟かが重要です。
バンジーはゴム製であるため、太めなケーブルでもしっかりと挟んでくれるようになっています。
柔軟性に関しては特に問題はないと思います。ケーブルを挟んだ状態で、ケーブルを少し遠くまで引っ張ると、しっかりと元の位置に戻そうと反動してくれます。ただし、あまり強く引っ張ると『Apuri』本体が倒れるので注意が必要です。
当サイトでは柔軟についての写真を用意してありませんが、Youtube上でバンジーの動作を録画した動画があるのでご覧下さい。
先ほど述べたとおり、『Apuri』は本体が軽い上にグリップの滑り止めもあまり効果がなく、ケーブルを強く引っ張ると倒れてしまう問題点があります。それらのことから、素早く大きな動きを要するローセンシユーザにとっては向かない製品ではないかと思います。逆に、ハイセンシユーザにとっては購入して損はない製品でしょう。また、もし製品が自分に向かない場合でも、ちょっとスペースを取るUSBハブとしても使えるようになってます(笑)
“必須”と言えるほど劇的にマウス作業が改善されるわけではありませんが、今までケーブルが原因で作業に支障が出ている人にはオススメしたい製品と言えます。またそうでない人も、格好良いマウスバンジー&USBハブなので、買ってみて損はないはずです。
グリップ部分に両面テープを貼って机と固定すると、とても快適に使えますよ!
マウスケーブルホルダーとは言えゲーミングデバイスなので、割と値段が高めです。Amazon.co.jp でも取り扱われていますが、公式的にはドスパラより購入できます。お値段 3,980円 。
ネタが増えてよかったですねww。