“Mac+iTunes”で音楽を超高音質で再生する環境を作る6つのステップ
46Macでワンランク上の音質を体験してみましょう。
Macでワンランク上の音質を体験してみましょう。
コンサートなどといった場所で音楽を聞いても「うわ、すごい高音質!」だなんてことを言う人はいないでしょう。「音質が良い」「音質が悪い」といった言葉は、多くの場合はデジタル音源の音質を指す場合に使われます。
“音”というアナログデータをクリック1つで再生できるデジタルデータに変換するとき、
のどちらかになります。
『WindowsMediaPlayer』や『iTunes』などといった有名なオーディオプレイヤーでCDから音楽をデジタルデータとして取り込む際、初期設定は前者の“容量削減を優先する代わりに音質を落とす”といったものになっています。
実際にCDから取り込んだ音楽データの拡張子を確認してみてください。拡張子が“mp3”や“aac”となっている場合は、前者のパターンです。
デジタルデータとして取り込んでも、アナログデータ(つまりCDの音質)に戻せるものを“ロスレス(劣化なし)”といいます。ロスレスでデータを取り込めば、音質の劣化なしでデータ化が可能、すなわち後者のパターンとなります。
反対に、デジタルデータに取り込んだとき、多少なりとも音質の劣化が生じるものを“ロッシー”といい、これが前者のパターンとなります。
ロスレスファイルには、“非圧縮”方式と“可逆圧縮”方式といった2つのファイル保存方式が存在します。非圧縮方式は、CDの音をまったく圧縮せずに保存する方式のため、当然ながらロスレスファイルとなります。また、“まったく圧縮しない”という特性上、1曲あたりの容量がとても大きくなってしまいます。
可逆圧縮方式は、容量削減のために圧縮こそするものの、楽曲再生時にCD音質へ復元可能な“可逆”方式であるため、非圧縮形式と変わらない音質で保存できます。
つまり、非圧縮方式であろうが可逆圧縮方式であろうが、元のCD音源とまったく変わらない音質を出力できるわけです。そのため、容量が大きくなってしまう非圧縮方式を選ぶメリットは、ほとんどありません。
なおロッシーファイルは、CD音質へ戻せないほど圧縮することによって低容量保存を実現する、“非可逆圧縮”方式を採用することになります。
『iTunes』は標準で、非可逆圧縮(CD音質に戻せない圧縮形式)のAACで取り込むようになっているので、これをApple独自のロスレス“Apple Lossless”で取り込むように設定しましょう。
まず『iTunes』の環境設定を開きます。Windowsではメニューバーのファイル
から、OSXではメニューバーのiTunes
から開くことができます。環境設定を開いたら、以下の手順で取り込む形式を変更します。
環境設定 > CDをセットしたときの動作 - 読み込み設定... > 読み込み方法 > Apple ロスレス・エンコーダ
これで次回から、CDを読み込んでデータ化する際はApple Losslessで読み込まれます。
「“ロスレス”について説明不足である」とご指摘いただいたため、ロスレスについて補足しました。
どんなに高級なヘッドフォンや環境をそろえようが、元となる音源が中途半端な音質では意味がありません。ロスレスを使っていない人は、ロスレスを使うようにしましょう。
ちなみに一般的な設定(MP3の320kbps)で読み込んだ場合、1曲あたりの容量は10MB程度であるのに対し、可逆圧縮方式のロスレスで読み込むと、1曲あたりの容量は40MB前後となります。たくさんの曲が入っているアルバムは、アルバム1枚だけで500MB程度の容量を持つため、注意が必要です。
ちなみに『iTunes』が対応している非可逆圧縮方式以外の方式は、
のみです。
このうちAIFFとApple LosslessはApple製品(Windows版『iTunes』も含む)のみでしか再生できないので、Windowsかつ『iTunes』以外のアプリでの再生も考えている人は注意してください。とはいえ、WAVで取り込むことを考えても、WAVは非圧縮方式なので非常に容量が大きくなりますし、また『iTunes』ではWAVにジャケット画像や歌詞をつけることはできません。最も汎用性が高いロスレスは“FLAC”ですが、残念ながら『iTunes』はFLACの再生に対応していません。
しかし、ロスレスファイルは音質劣化なしで他のロスレス形式へ変換可能なので、多少面倒にはなりますが、必要に応じてApple LosslessからFLACなどへ変換すれば良いでしょう。もちろん、MP3などといった非可逆圧縮方式からロスレスへの変換は不可能です。
OSXであれば『XLD』という無料のロスレスデコーダアプリがあります。
Apple Losslessは『iTunes』で取り込めますが、それ以外のFLACなどといったロスレスで取り込みたい場合は、この『XLD』を使えばよいでしょう。
コスト | ★★★★★ |
効果 | ★★★★☆ |
Mac以外にも言えることですが、ノートパソコンや一体型パソコンにあらかじめ搭載されているスピーカーは「音が出れば良いでしょ」程度につくられた“おまけ”です。特にMacBookなんかは聴けたものではありません。
そこで新たにヘッドフォン、もしくはスピーカーを購入しましょう。どちらを選ぶかはその人の好みや環境にもよりますが、僕のオススメはヘッドフォンです。
スピーカーはこだわると、値段が数百万と桁違いに高いものばかりになり、また配置する場所や周囲の人への配慮も必要となります。もちろんヘッドフォンもこだわれば数十万とお金がかかってしまいますが、壁の薄いアパート・マンションぐらしの人も音量を気にせずに済み、スピーカーのように配置を意識する必要はありません。
そこまで音質を気にしないのであれば見た目で選ぶのも十分アリでしょう。ただワンランク上の音質を体験してみたいのであれば、ここは見た目の優先順位を少し下げておくのが良いです。
ヘッドフォンは実際に試聴をして購入すべきなのですが、音質を重視したヘッドフォンは一般的な家電量販店に置かれていません。新宿や秋葉原の大型量販店には試聴コーナーというものが用意されていますが、地方ぐらしの人はわざわざ足を運ぶのも面倒くさいです。
そういった人はインターネット上の評価を頼りにするしかありません。ここで注意したいのは、以下のこと。
どんなにそのヘッドフォンの評価が高くても、自分が聴く曲のジャンルによっては聞くに堪えないヘッドフォンに成り下がることがある。
ヘッドフォンには向き不向きがあるため、レビューしている人はどんなジャンルの曲を聴いているかを入念に調べてください。
ちなみに僕は『K242HD』というヘッドフォンを使っています。僕はカントリーやピアノといったジャンルの音楽をよく聴きます。AKGのヘッドフォンはそういったジャンルに強く、逆にロックやメタルといった激しい曲にはまったくもって不向きです。
『K242HD』はセミオープン(半開放型)であるため、高音は気持ちよいほど音抜けがよく、それでいて低音はまったく弱くありません。「静かな曲をよく聴くけど、たまにポップ系も聴く」といった人は、この『K242HD』はとてもオススメできる製品です!
カントリーとかといった静かな曲ではなく、「ロック系の激しい曲が聴きたい!」という人は『Reference ONE』なんてどうでしょうか。『Reference ONE』はドンシャリを求めている人にはもってこいで、低音と高音を強く鳴らしてくれるオススメのヘッドフォンの1つです。
価格も1万円ちょっととお財布にやさしく、まさにコストパフォーマンス最強のドンシャリ型ヘッドフォンでしょう!
ちなみに、最低でも1万円を超えるものを買いましょう。2,3000円で買えるヘッドフォンに音質を期待してはいけません。またヘッドフォンに限らず音響機器は、価格が上がるにつれて期待できる効果が小さくなっていきます。あまりお金をかけずに劇的な音質の向上を期待したいのであれば、3〜4万円前後のヘッドフォンがオススメです。
コスト | ★★☆☆☆ |
効果 | ★★★★☆ |
個人的にヘッドフォンよりも重視すべきだと思っているものが、“DAC(ダック)”と呼ばれるものです。DACは“Digital to Analog Converter”の頭文字をとったもので、デジタルデータをアナログデータへ変換してくれる機械です。
パソコンの内部には様々なパーツが存在することにより、ノイズの原因となるものが非常に多くあります。パソコンのジャックにヘッドフォン端子を挿して聴いても、パソコン内部のノイズも一緒にヘッドフォンに流れ込むことになります。
そもそもパソコンで音楽を再生するということは、パソコン内にデジタル化された音楽ファイルがあるということになります。「ジリジリ」と鳴るアナログノイズはデジタルデータに一切の影響を与えません。しかし、我々人間は電気をあびて「あ、この刺激は○○の曲を表しているんだ」というサイボーグではないので、デジタルデータをそのままでは楽しむことはできません。我々人間が見たり聞いたりできるのはアナログデータなので、このデジタルデータをアナログデータに変換する必要があります。
先ほどの「パソコンにヘッドフォンを挿すとノイズが流れ込む」と言ったのも、ノイズだらけのパソコン内部でデジタルデータをアナログデータへ変換しているからです。綺麗なデジタルデータをアナログデータへ変換した直後に、ノイズがアナログデータへ入ってしまうことになります。
それを避けるために、パソコンから少し離れた場所へデジタルデータのまま送り、そこでデジタルデータをアナログデータへ変換してやればパソコンのノイズはのりません。この役割をもつのが“DAC”なわけです。
ほとんどのDACはUSB接続に対応しているため、ノートパソコンのような拡張性皆無のものでも簡単に扱えます。(USBで接続できるDACのことを“USB-DAC”と言ったりします)
DACが優れているのは簡単に扱えるということだけでなく、音質の善し悪しが決まるデジタルからアナログへの変換作業を、パソコンではなくDACで処理してしまうため、DACを通して、大型なデスクトップパソコンで聞いてもノートパソコンで聞いても、全く同じ高音質で音楽を楽しむことができます。
高音質なヘッドホンを持つなら『DAC』の購入は必須です。ヘッドホンの性能を100%発揮したいのであれば『DAC』を使いましょう。
ちなみに僕が使っているDACは“Styleaudio”の『CARAT-TOPAZ Signature』というものです。このDACは後述するアンプも内蔵しており、また光入力にも対応しています。
値段は3万円以上しますが、DACとアンプをそれぞれ別に揃えるよりも安く、またこの価格帯では最も高音質なDACではないかなんて思っています。
DACを購入する場合は、最低でも2万円以上のものを購入しましょう。最近のDACはほとんどアンプが内蔵されているため、多少高額でもアンプが内蔵されていればアンプ代は浮くことになります。
コスト | ★☆☆☆☆ |
効果 | ★★★★★ |
ヘッドフォンアンプは先ほどのDACのように、パソコンと外付けするタイプのものですが、役割は全く違います。DACは“いかにノイズを減らして綺麗な音を出すか”に対し、アンプは“いかに聴いてて楽しい音色を付けるか”が主な機能になります。
先述したとおり、最近のDACはほとんどアンプ機能を内蔵していますが、やはり内蔵式のものよりもアンプとして独立したものの方が高性能です。接続は基本的にDACのあとにアンプを繋ぎます。
ちなみに僕が欲しいのは“オルトフォン”の『Hd-Q7』です。
理由は見た目がMacとマッチしているからです。
アンプは最低2万円以上かけておきたいところです。1万円以下のアンプはただ単に音量を増幅させるだけの機能しかありません。
コスト | ★★☆☆☆ |
効果 | ★★★☆☆ |
Windows上で音質をあげる方法の記事にも書いたとおり、オーディオプレイヤーを変えるだけで音質が向上することがあります。今回は曲の管理がしやすい『iTunes』を使用して音質向上を図りたいのですが、お世辞にも『iTunes』の音質は良いとは言いがたいです。
『iTunes』は『QuickTime』を再生エンジンとして使っているため、「『iTunes』の音質が悪い」というより「『QuickTime』の音質が悪い」ことになります。『iTunes』を使いつつも音質を向上したい場合、再生エンジンを『QuickTime』から別のものにすれば良いわけです。
『QuickTime』に代わる再生エンジンは、『Amarra』や『Audirvana』『BitPerfect』『Decibel』などWindowsよりも多く存在するのですが、今回はこの中から『Amarra』と『Audirvana』をピックアップしてみます。
『Amarra』は“SonicStudio”社による再生エンジンで、僕も以前はこの『Amarra』にお世話になりました。
以前までは価格が10万円弱するほど高価なアプリでしたが、今は2万円弱で買えてしまうほどお財布にやさしくなっています。また廉価版の『Amarra HiFi』は5000円弱で購入することができます。
『Amarra』は“『iTunes』と一緒に使う”ことを前提としたアプリで、『QuickTime』に代わる再生エンジンとしては元祖とされていますが、バージョンアップに伴い『iTunes』と一緒に使わず『Amarra』単体で音楽を再生することもできるようになりました。したがって『iTunes』が対応していないFLACも再生可能です。
『Amarra』の一番の特徴は独自のイコライザでしょうか。個人的にはドンシャリ系のイコライザがとても完成度が高く、ドンシャリを求めているのであれば『Amarra』一択かもしれません。
高価なことと、後述する“ダイレクトモード”に対応していないのが欠点でしょう。
『Audirvana』は最近のMacオーディオ市場で人気のアプリです。開発したDamien氏はコンピュータオーディオの専門家であり、『Audirvana』は再生時の負担を軽くしてくれるような設計が施されています。
『Audirvana』には無料版の『Audirvana』と、有料版の『Audirvana Plus』が存在しています。無料版についてはMacAppStoreで簡単にダウンロードすることができますが、有料版は(MacAppStoreの規約の関係上)公式サイトから購入することになります。
『Audirvana』は世界で初めて、後述する“インテジャーモード”と“ダイレクトモード”に対応したアプリです。『Amarra』のようにイコライザが用意されていないのが残念ですが、有料版は5000円弱と安く、それでいて非常にクリアな音質が期待できます。
ちなみに音質を優先した再生エンジンは、パソコンの処理に若干の負担がかかります。数世代前のMacを使っている人は注意してください。また最新のMacであっても、再生が不安定になることがあります。
コスト | ★★★★☆ |
効果 | ★★★★☆ |
ここからはちょっとだけ専門的な解説になります。
Mac(OSX)には“CoreAudio”というオーディオ信号処理の機能が組み込まれています。このCoreAudioには
の2つの部分にわかれています。
例えば『Safari』で音楽を再生できるページを表示したとき、『Safari』はAudioUnitを使用して、HALを呼び出すことで、最終的にDACへ信号(音)を送っていることになります。
プレイヤー > AudioUnit > HAL > ドライバ > デバイス(DAC)
しかしCoreAudioは音楽制作者向けの機能です。そのためCoreAudioはエフェクト(効果)やエンコード機能を持ちますが、これらを実現するには高精度の小数点計算が必要になります。最終的に音として出力されるときは整数値で出力されるため、このCoreAudioで小数点を含む数値をだしてしまうと、整数値→浮動小数点数→整数値という変換になり、結果として音質が劣化してしまうことになります。また小数点の計算となるとパソコン側にも負荷がかかってしまいます。
そこでAudioUnitをスキップし、オーディプレイヤーから整数値(インテジャー)でDACへ信号を送れば効率のよい信号伝達が可能になり、結果として音質向上につながります。
プレイヤー > HAL > ドライバ > デバイス(DAC)
これを実現したのが“インテジャーモード”というものです。最近はインテジャーモードに対応するアプリが増えてきましたが、最初に対応した『Audirvana』が最も安定していると言えるでしょう。しかしインテジャーモードは誰でも使えるわけではりません。インテジャーモードに対応したDACを用意する必要があります。『Audirvana』の場合は、DACをつないでインテジャーモードの設定画面を開いたとき、インテジャーモードに対応しているDACか分かるようになっています。
しかし残念なことにインテジャーモードは、OSXのバージョン10.7(Lion)から使えなくなってしまいました。インテジャーモードを使用することによってOSXのバグが発生してしまうため、Appleが意図的にインテジャーモードのルートを塞いだのです。
そこで『Audirvana』を開発したDamien氏は、インテジャーモードに代わる“ダイレクトモード”を開発しました。ダイレクトモードはHALもバイパスし、オーディオプレイヤーから直接ドライバまで信号を出力することになります。結果としてCoreAudio自体、経由しない形になります。
プレイヤー > ドライバ > デバイス(DAC)
インテジャーモードに対応しているアプリはまだ少なく、『Audirvana』しか対応していないのが現状です。(『BitPerfect』も対応する予定があるそうです)
インテジャーモードとダイレクトモードは全くの別物なので、インテジャーモードに対応していなくてもダイレクトモードに対応している場合があります。もちろん両方対応していることもあります。
ただ、OSの一部であるCoreAudioすべてをスキップするため、不安定になってしまう可能性があるのが欠点でしょう。しかし画期的な音質の向上を期待できる技術ではあります。
では実際に『Audirvana』を使って、ダイレクトモードをONにしてみましょう。『iTunes』と『Audirvana』を起動し、『Audirvana』の環境設定を開きます。
そして
環境設定 > Audio System タブ > Low level playback options - Direct mode をオン
の手順で設定します。
設定後、曲を再生したときに、『Audirvana』の右下の部分に“INT”という文字がでていれば、インテジャーモード、もしくはダイレクトモードが正常に機能しています。
機能しない場合は、DACがこれらのモードに対応していない可能性があります。DACを別のものにして確認してみてください。(ダイレクトモード使用後に『Audirvana』を終了する際はCmd + Qによる終了ではなく、『Audirvana』の左上のPOWER
を押して、終了するようにしましょう。)
コスト | ★★★★★ |
効果 | ★★★★★ |
Macの音質向上記事すごく良かったです
iMacをこの前買ったので
今は少し我慢してからDACとHD25-ⅱを買います!!
ちなみにインテジャーとダイレクトどちらも使わない場合のaudirvanaはiTunesと比べて音質に変化はありますか?
『Audirvana』単体でも十分効果はあります!ぜひ試しに導入してみてください!
とても分かりやすい記事でした。
僕は今までずっとmp3を使用していて、最近Appleロスレスの存在に気づいて、これからの音楽の取り込みをそちらに変更しようか迷っていました。またヘッドフォンも買ってみようかなーと。
でも僕はそのデータをカーオーディオに出力したり、N driveのクラウドにおいて再生したりしてますので、Appleロスレスだと再生できなくなりそうです。そもそも僕はmacbookでも音質悪っ!なんて思ったこと無い安っぽい耳なので、お金をかけずに今の環境のままいこうと決心できました。
安いもので満足できるってのは幸せなことです(笑)
いやー煽りとかではなく“安いものに満足できる”というのは幸せなことです!
僕はオーディオではなくパソコンの性能沼にはまりかけていて、総額すれば数百万円レベルだったような…。今思うと「バカだったなー」なんて思います><
iTunesでAppleロスレスを使い始めましたが、結構容量を食うんですよね。
質問なんですが、AppleロスレスからMP3に変換は出来たりするんですか?
Apple Losslessにかぎらず、ロスレス形式から非可逆圧縮(mp3)へ変換することは可能です。ただその逆はできないため、ハードディスクの空き容量が許すのであれば、まずはロスレスで取り込んで、そのあと必要に応じて非可逆圧縮に変換すればよいのではないかと思います。
配線が鬱陶しいくてBluetoothのスピーカーを探している私はダメな人間のようです(笑)
いやいや、安値で音質のいいイヤホンを選びたかったら、
AppleのEarPodsでしょ!
大型なデスクトップパソコンで聞いてもノートパソコンで聞いても、
全く同じ高音質
と書いてありますがiPhoneとかにDACを差して聞いても全く同じ高音質ですか?
『iPhone』や『iPad』はUSBポートが内蔵されていないのでUSB-DACを使うことはできませんが、それら用のDACを使えば高音質で曲を再生することができます。
何度もすいません、amazonとかでポータブルDACって調べてみると色々とでてくるのですが、それらを使ってつなげると同じ音質で楽しめますか?
前述のとおり、『iPhone』や『iPad』用のDACを使えば高音質で曲を再生することができます。
しかしDACによって音の品質は異なるため、一概に“同じ”とは言えません。
windowsでitunesをダウンロードしてamarraを使うことってできますか?
『Amarra』はMac向けのアプリなので、たとえ『iTunes』であっても、Windowsなら使えないのです><
iphoneとかなども再生エンジンを変えることが出来ますか?
個人的にはできないように思えますが、“高音質再生アプリ”なるものが存在しているため、もしかしたらできるの…かな?
単にイコライザなるもので音色を変えているだけなのかもしれませんし…ちょっとそこらへんはわからないです。
以前、「Webデザイナーの僕が普段使っている、オススメのMacアプリ18個」の記事は拝見しAudirvanaを使用し始めました。
是非ともAudirvanaのおすすめ設定講座をお願いしたいです。
なかなか好みの音を探すが難しいです。。。
『Audirvana』のダイレクトモードは何も音に“味付け”をせずに外部へ出力するものです。
音色を変えたいようであれば、アンプなどで調整してみてはいかがでしょうか?
参考になりました!ありがとう^^(特に5・6)
ところで5ですが…僕の解釈だと“音がいい=元の音に近づく”なので、ソフトによって音色が変わってくるというのが、何となく納得がいかないのです。
特に“ビットパーフェクト”を謳うなら出てくる信号はどれも一緒なはず=音色に差はないはず、と思っちゃうのですが…どうなのでしょう?
どもども、こんにちは。
この記事では『Audirvana』と『Amarra』の2つをご紹介しており、『Audirvana』は記事中にあるように“ダイレクトモード(インテジャーモード)”に対応しているため、音楽プレイヤーから直接出力機器まで音が出力されます。
対して『Amarra』はHALなどといった信号処理を経由するため、“音色が変わる”と似たような表現しています。また『Amarra』はイコライザが豊富で優秀なので、それと併用することの意味を込めて、“音色が変わる”と似たような表記をした次第です。
明けましておめでとうございます。
先日imacを購入しました。さらに念願であったサウンドスティックス3も購入しました(ミーハーです^^;)
内蔵スピーカーの音の良さにも驚いたのですが、サウンドスティックスの音にも感動しています^^
さらに音質向上を図りたいとするなら imac+サウンドスティックス(アンプ内蔵らしい) のセットにもDACは効果的なのでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです*^^*
よろしくお願いします^^
どもども、明けましておめでとうございます!
お〜『SoundSticks III』、いいですね!『iMac』のご購入もおめでとうございます!
一般的なスピーカーはアンプが内蔵されているのでアンプ自体は必要ありませんが、DACは効果があります。
記事中にも書いた、僕が使っている『CARAT-TOPAZ Signature』のようなDAC兼アンプ製品は、アンプをスキップして使うこともできます。
統合型でなければ、DACとアンプは別物なので、アンプ内蔵のスピーカーにも十分効果はありますよ〜!
Apple Lossless Audio Codec 略称ALACは最近のDAPやwindows,mac両対応のVLCなどで普通に再生できますよ
ほほう…そうなのですか!
『iTunes』使いだと、Apple Losslessでしか曲を管理しなくなるので、Apple Losslessに対応したDAPやプレイヤーが出てきてくれるのは嬉しい限りですね…!
昨日、この記事を拝見してAudirvanaの15日間お試し版をMacにインストールして聴いているのですが、このAudirvanaを使わない時にiTunesで音楽を聴こうとするとiTunes上では再生されているのに音が全く流れない。という現象に陥るのですが、理由はなぜかご存知でしょうか?
調べても回答が出てこないので、長期間ご使用になられているアポーさんに聞こうと思った次第でございます。
『Audirvana』を使わないとき、『Audirvana』は起動していませんか。また、『Audirvana』を終了するときはCmd+Qによる終了ではなく、『Audirvana』の電源ボタンを押して終了させてください。
その他に、メニューバー右側にあるスピーカーのアイコンを、Optionをしながらクリックして、出力させたいデバイスにチェックが入っているか確認しましょう。
はい。起動しておりません。起動しているアプリケーションの下に表示される黒丸も表示していないですし、アクティビティモニタで確認しても起動しておりません。
メニューバー右側にあるスピーカーのアイコンを「option」を押しながらクリックした所、「サウンド」の出力が表示されたので確認しましたら「ヘッドフォン」が表示されました。これは、自分がBOZEの「Companion20」を使用しており、アナログ接続をしている為だと考えられます。なので、『Audirvana』起動時と未起動時、どちらも変わりなかったです。
以上の事に注意しながら今一度試しましたが、未だ音は流れない状態です...
アポーさんの環境だと『Audirvana』を起動していない時に「iTunes」単体で音は流れますでしょうか?
うーん、妙ですねぇ…。
僕の環境ではちゃんと再生できます。iTunesやOSを再起動させても、音が出力されないのであれば“『Audirvana』とお使いのMacの相性が悪い”としか言えない状況ですね…。
一度だけ、僕も音が出力されない状態になったことがあります。そのときは、『Audirvana』を立ち上げ、即座に『Audirvana』の電源ボタンを押して終了させると、正常に出力されるようになりました。
あと1つ気になるところとしては、『Audio MIDI 設定』という付属アプリで接続されているスピーカーを選択したとき、出力するサンプリング周波数やサンプリングビットの値が適切な値かどうか、くらいですかね。
『Audirvana』のようなOSの基本機能をバイパスするアプリは不安定になりがちです。これ以上はお手上げとしか言えません…(汗)
ご無沙汰しております。
以前にアドバイスしていただいたiMacは絶好調です!その節はありがとうございました。
最近自作オーディオに入門中でして、取っ掛かりDigi-Fiやステレオサウンドといった雑誌の付録を使用しています。
高額なDACやアンプなどに比べると音質も落ちるのでしょうが、初心者レベルとしては十分満足していますよ〜
どもども、お久しぶりです!
一体型PCは故障しやすいのですが、『iMac』は使用しているパーツが少ないせいか安心して利用できますよね〜。
オーディオはこだわればこだわるほどお金が消えていきますからね…(汗)
「安価なもので満足できれば幸せである」というのは、ある意味真理なのです!
失礼します
当方、昨年の11月にMacBook Air 13inch(128GB,8G)を
購入しました。
そして記事にあるようなサウンド環境を整えたい次第です。
そして質問なのですが、Macに取り込んだaiffやflacファイルをtimecapsule上に移動させてMacから再生させることは可能でしょうか?
いわゆるNAS(ナス:Network-Attached Storage|ネットワーク経由でアクセスできるストレージ)として『Time Capsule』を使うということですよね。それは可能です。
また、推奨されてはいないものの、『iTunes』のライブラリファイルをNAS上に保存しておき、『iTunes』起動時にNAS上のライブラリを読み込むことも可能です。
DACとオーディオインターフェースの違いってMIDI等の有無なんですか?
本当に素晴らしい記事をありがとうございます。Audirvanaを入れたら音質が劇的に変わりました。ちなみにAudirvanaとUSBアンプの併用は可能なのですか?またその際はイヤホンでも大丈夫でしょうか?ご回答いただければ嬉しいです。よろしくお願いします。
追記)
すいません、アンプではなく「DAC」でした。
本記事に明記してある通り、USB-DACとの併用は可能です(…そうでなければダイレクトモードはどうやって使う…?)。
何を懸念しているのか理解しかねますが、インピーダンス的に問題がなければ、イヤホンでも問題なく接続できると思います。
ご回答頂きまして本当にありがとうございます。イヤホンに関しては、ヘッドホンと比べてパフォーマンス的に望ましくない可能性を懸念していました。言葉足らずで申し訳ありませんでした。
10万円以下クラスのDACやアンプを使うのであれば、OSX標準のAudio Midi設定で機器セットを設定した方が、よほど濃い音が出ると思います。
あとAirmac Expressを利用したAirplayは、なんとロスレスデータを飛ばしています。音質云々を言い始めるとオーディオ界隈の魑魅魍魎との不毛な議論になるのですっ飛ばしますが、Bluetoothなどで言われている音質劣化等とは無縁です。Audio Midi設定をしたmacと良質のヘッドフォン、あるいはairplayで無線接続した良質のスピーカーで、かなり程度の良い音響環境を構築できるでしょう。
Appleでは他のPCメーカーでは考えられないほど大きな規模の音響専門部署があります。macの標準環境を舐めてはいけません。
macOS SierraではDirect Modeのルートが塞がれてしまいましたね…
新MacbookはS/PDIFの出力がなくなったとも聞きますし、Appleは有線接続で音楽を聴くことに対して冷たすぎます。
環境設定 > Audio System タブ > Low level playback options - Direct mode をオンて記載ありましたが、Audivana Plus2.6.5でも、表示されないので自分のDACが未対応なんですかね?怪しい優良店Pro Cableで購入したD/Aコンバーター WM8741で
す。
macOS SierraではDirect Modeが不採用になったので、使用しているOSを確認してみてはいかがでしょうか。
もしそうでないならば、やはりDirect Mode非対応のDACの可能性が高いでしょう。
はじめまして。iMacでPCオーディオやってますが、やはり家庭コンセントから電源を取るiMacより、MacBookでバッテリー駆動した方が音質的にいいでしょうか?
オーディオ機材ではなくパソコンであることを考えると電源よりその他ノイズの影響が大きいのではないか、と思います。パソコン自体を考慮するより、より下流の外付けDACなりAMPなりの電源や接続、GND分離やループを考慮した方が、より良い結果を得られるのではないでしょうか。という私見でした。
USB DACは電源をPCから同じケーブルでとるとPCのノイズがもろに乗りますのでDACの電源は別にとったほうが良いです。あとUSBケーブルの銅線の質がかなり影響します。Macbook proでは2015年以前にあった光出力がおそらくUSBより音が良いですが今はなくなってしまったのが残念です。光デジタルは音が同軸に比べて悪いと言われていますが、これは東芝の光入力素子のスペックドキュメントでの説明が不十分なためで、この素子への電源は必ず他のデジタル回路への電源とは別にする必要があります。自分が試したうちで良い結果を出しているのは MacbookProの光 -> 自作の機器で同軸に変換 (デジタルICと光受信素子は別電源)-> 自作のDACでデジタル化オーディオ信号、デジタル信号に復調、アナログ信号に変換です。また光ケーブルとデジタルケーブルは音質にかなりの影響を出すのは言うまでもありません。