【レビュー】駆逐されたDVDドライブを奪還。Apple純正の外付けドライブよりも安い 『カクうすDVD』
11Macで使うための、外付けDVDドライブ『カクうす』を買ってみました。
Macで使うための、外付けDVDドライブ『カクうす』を買ってみました。
去年の夏に購入した『MacBook Air』、去年の冬に購入した『iMac』。どちらも現役バリバリなメイン・サブマシンですが、共通したデメリットが“DVDドライブが搭載されていない”ことです。
Appleは「DVDドライブなんて過去の産物さ、もう必要ない」という思想から、今後リリースするMacにはDVDドライブが搭載されないと容易に予想できます。そうです、DVDドライブはAppleによって駆逐されたのです。
DVDドライブの非搭載は僕も賛成で、その理由として“DVDドライブは壊れやすく、また使用頻度も少ない”ことが挙げられます。DVDドライブが壊れただけでMac本体を修理に出さなければいけないため、使用頻度が少なく壊れやすいパーツは、外付けにすべきです。
もともと僕は「ディスク媒体なんて使わねーさへへー」と思っていたので、メインマシンとなる『iMac』にDVDドライブが搭載されていなくてもまったく問題ありませんでした。しかしまぁ半年に1回くらいはディスク媒体の読み取りを強いられることがあるため、外付けDVDドライブは必需品です。
今まで外付けDVDドライブを持っていなかったので、ここはApple信者らしく純正の『Apple USB SuperDrive』でも買おうかと迷いましたが、お値段 7,800円 となかなか高価。それでいて評価はあまり良くなく、壊れやすいようです。
そこで純正ドライブよりも安く、それでいて評価もそこそこ高いDVDドライブを探したところ、『カクうすDVD』というドライブがMacの見た目にもマッチしていて安かったので、購入してみました。
今回ご紹介する『カクうすDVD』は、IODATAによるUSBバスパワー駆動のCD/DVDドライブです。
3.5インチサイズの外付けHDDは、2.5インチサイズの外付けHDDと異なり、USBケーブルの他に電源ケーブルを必要とします。これは、USBからの給電だけではHDDを満足に動かすことができないためです。USBからの給電だけで動作することを“USBバスパワー(バスパワー)”って言ったりします。
先述した通り、『カクうすDVD』はバスパワー駆動するため、必要なケーブルはパソコンと繋ぐUSBケーブルだけです。
それでは早速開封の儀。
いたって普通のパッケージです。
今回購入した『カクうすDVD』は、パールホワイトという色です。とりあえず「Macと似合う色かな」と思ったのでこれにしました。
『MacBook Air』にも対応していることも明記されています。もちろん他のMacでも使えます。また『Windows8』にも対応しているようです。
箱の裏です。
なんか色々と付属ソフトウェアがあるようですが、どれもOSXに対応していないため、Macユーザには不要なゴミです。
次に付属品を見ていきましょう。
左から
です。
本体については後述するとして、特筆すべきはUSBケーブルの短さでしょう。おそらく 15cm のUSBケーブルなので、パソコンやMacのすぐそばにおいて使う形となります。あまり“パソコンから離れてドライブを使う”という状況はありませんが、ケーブルが短いという点は注意しておくべきです。
それでは本体のレビューを。
本体はなかなかシンプル。
エッジに微妙な丸みがあるため、いかにも“オフィス製品”って感じはしません。重さも 300g 程度で、『iPad mini』よりちょっと軽め。この程度なら『MacBook Air』と一緒にバッグに入れても大丈夫でしょう。
本体天面右上には、IODATAのロゴが刻まれています。このロゴは僕の手によって、そのうちAppleのロゴに変わるでしょう。
フロントです。DVDドライブ本体に薄さ数mmのカバーがついただけなので、スリムといえばスリムです。というか、これ以上薄くすることは不可能だと思います。
『カクうすDVD』という名称から、ブルーレイディスクには対応していません。CDとDVDの読み込み、そして書き込みに対応しています。
表面は、PCパーツではよく見かけるザラザラしたプラスチックです。表面の素材、LEDの色や位置などもこだわって欲しかったです。
サイドです。
何もポートなどついておらず、シンプルで好きです。個人的にポートやボタン類はフロントかリアだけに集中しているのが理想です。もちろん、見た目は良くなりますが、使い勝手は悪くなります…。
リアです。
こちらもシンプル、USBポートしかありません。
ちなみに底面には、きちんとソールが貼ってあります。滑り止め効果は正直微妙なところですが、ガーと引きずっても机が傷つくことは無さそうです。
まずUSBケーブルの短さですが、『iMac』とつないだ場合、最大で『MagicMouse』1個分手前に置くことができます。これ以上は前に引き出せません。
また、従来のMacBookに内蔵されていたDVDドライブや純正の外付けDVDドライブ『Apple USB SuperDrive』のように、ディスクをドライブの中に入れる、スロットイン方式ではありません。ボタンを押すと、ガチャコンと、ディスクトレイが飛び出してくるタイプです。欲を言えばスロットイン方式が欲しかったのですが、コストがかかってしまうため、これは仕方ないです。
読み取り速度はというと、やはりそこまで早くありません、遅いです。読み取り時の音の大きさは、いたって普通の大きさです。
読み取り速度は遅く、読み取り時の音の大きさは普通。しかしバスパワーで駆動し、また軽くてスリムなのは良い点です。
ガンガンディスクをパソコンに読み込めるわけではないため、月に数回程度でディスクを使用する人は買っても問題ありません。もちろん見た目やバスパワーを気にしなければ、もっと高性能で読み取り速度が早いドライブはたくさんあります。
今回の『カクうすDVD』は、Macとそこそこ見た目が合うため、
という人にオススメのドライブです。
『Apple USB SuperDrive』が 8,000円 程度なのに対し、『カクうすDVD』はAmazon.co.jpで 3,000円 で購入できます。
「念のため、DVDドライブは持っておきたいな〜」という人は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
>このロゴは僕の手によって、そのうちAppleのロゴに変わるでしょう。
この部分が凄く気になりました、シールでも貼るのでしょうか?
フフフフ…。
さすがアポーさん!Appleロゴに期待です!!
なんだか外付けDVDドライブより進撃の巨人の宣伝になってる気が((笑
いえ、これはれっきとしたDVDドライブのレビュー記事です!
きっ気持ち悪いー!!!
えへへ(真顔)
僕もこれ持ってます。買った理由はMacにマッチした色合いで安かったから(笑)
でも今年に入って、職場の引き出しにしまってから一回も使っていませんね、そういえば。データの移動や交換などのやりとりはもっぱらクラウド、USBメモリになりますから、Appleの方向性は正しいと思います。ドライブが本体からなくなることで得られるメリットって、意外とたくさんありますよね。
そうなんですよね〜。
結構『iMac』からドライブ排除したことについて不満を持つ人が多いみたいですが、デメリットよりもメリットのほうが多いのは明らかです。
“据え置き機からのドライブ排除”は100%納得できるものではありませんが、ディスク媒体の利用自体、xtさんと同じように他のもので代替されるのではないかと思っています。
(´・ω・`)かくうす良いなぁ~って思い尼を覗いたら5000円でしたorz
去年夏に欲しいものに放り込んだバッファローのドライブも3000円から6000円を遥かにオーバー・・・orz
もーあの時代(安い)は訪れそうに無いですねw
ところでiPadairの使い心地どーですか?[壁]ω・´)チラッ
おぉぉぅ…値段はねあがってますねぇ…。6000円だったらApple純正のものを買った方がよさそう…。
『iPad Air』いいですよー!以前『iPad mini』を持っていましたが、持ち比べなければ体感的には『iPad mini』と変わらない印象を受けます。
でも最近は忙しくてiPadの出番自体なかったり…ボソッ
このレビューすごく分かりやすくて神ですね。
こういうのがありがたい。
とっても参考になりました。