Appleの秋の発表会がそろそろ開催されるみたいなので、更新を再開します

Appleの秋の発表会が開催されるみたいなので、そろそろこのサイトの更新を再開します。

更新を本格的に再開していこうかなと思います

みなさん、お元気ですか。

2018年にはいったかと思えば、あっという間にこのサイトの10周年記念日を迎え、気づけばもう9月…。
歳を取れば取るほど月日の流れは早く感じるもので、最後に投稿した日が昨日のことのように感じます。

長い間記事の更新をストップしていましたが、その間もこのブログのメインコンテンツである（？）Appleに関する情報を日々追っており、また夏に行われた発表会も生中継で見ていました。
夏の発表会ではどんなものが発表されるかという事前予想記事を書いたものの、結局答え合わせの記事を書く時間もなく、秋の発表会近くにまでなってしまいました。

このブログの読者の多くはApple製品が好きな人ばかりなので、近日行われるAppleの発表会のことを知っている人も多いことでしょう。Apple製品が好きな人にとっての発表会は、ちょっとしたお祭りでもあります。

そこでせっかくなので、この発表会開催を期に、このブログの更新もぼちぼち再開していこうかなと思っています。

iPhoneから『Touch ID』完全撤廃？ナンバリング廃止？

Macから始まり、iPodやiPhone、iPadで時価総額世界一位となったApple。
Appleは毎年何らかの新製品をリリースしていますが、秘密主義を貫き通していることから、公式の発表会以外の場面では一切新製品の情報を口に出さないというところが特徴として挙げられます。また、新製品を初めて発表したその日に世界同時発売する…といったことも行われています。

Appleによる発表会は、3月の春の発表会、6月の夏の発表会、9月と10月の秋の発表会の合計4回が年間を通して行われます。発表会の具体的な日程は直前になるまで分からず、年によって春の発表会が行われない…などの不定期性もあります。
それぞれの発表会で発表される製品には、以下のような傾向があります。

• 3月の発表会：Mac（特に『MacBook』）、Apple Watch
• 6月の発表会：macOS、iOS、watchOS
• 9月の発表会：iPhone、iPad
• 10月の発表会：Mac

そして今回、iPhoneやiPadが発表されてきた秋の発表会─9月の発表会が日本時間9月12日26時（13日02時）から行われることが決まりました。
そう、もう発表会は明日行われるのです！

先述した通りAppleは徹底した秘密主義をとっており、発表と同時に発売…ということも珍しくありません。しかし発表と同時に発売するということは、発表会の数ヶ月前から生産段階に入っている必要があります。
iPhoneの爆発的な普及によって知名度が大きく向上したAppleは、製造工場から発表前の製品がインターネット上で公開される、すなわちリークされることが増えてきました。もっとも、発表会で正式にお披露目されるまでは真偽不明のリークとなりますが、「実際本物だった」ということも少なくありません。

インターネット上では、今回の発表会で発表されるであろう製品のウワサやリークをまとめた記事がわんさかでてきますが、ここではそれについて詳しく述べずに、「そのウワサ、今のAppleでありえるのか？」について簡単に持論を述べてみたいと思います。

『Touch ID』搭載のiPhoneはリリースされない？

よく目にする1つ目のウワサは、『Touch ID』が搭載されたiPhoneは発表されない、というもの。

これは全然ありえると思います。

Appleは“究極にシンプルで高性能なものを作る”という思想を持っているため、ディスプレイを搭載する製品は最終的に1枚の板のようなデザインにしたいはずです。iPhoneやiPadだけでなく、据え置き型のiMacですら薄型化されている事実が良い例でしょう。

文字通り“1枚の板”にするにあたって、まず最初に不要だと目につくものがホームボタンです。唯一無二のアイデンティティであったホームボタンを廃止した『iPhone X』が売れている今、他のiPhoneに搭載させる必要はなくなりました。防水性能を高めていきたいAppleとしても極力パーツを減らしたいため、ホームボタン─つまり『Touch ID』の撤廃は時間の問題です。

新型iPhoneではナンバリングが廃止される？

次に目にするウワサは、新型iPhoneの通常モデルでは“iPhone 9”のようなナンバリングが行われない、というもの。

これも全然ありえると思っています。

『iPhone 8』と『iPhone X（10）』をリリースした以上、ここで“9”というナンバーを採用しては混乱を招くだけです。
また『iPhone X』のX（ローマ数字で10）は、iPhone誕生から10周年ということも意味しており、『iPhone X』自体も今まで以上に高価なフラグシップモデルとして販売されています。そんなフラグシップモデルよりも大きな数字である“11”を採用する可能性も低いでしょう。

したがって僕はナンバリングが撤廃された『iPhone』という名称で販売されるようになるのではないかと予想しています。今後発売される通常モデルのiPhoneは『iPhone 2018』『iPhone 2019』のように、Macと同じようにリリース年で区別することでしょう。

新型iPhoneは、LightningではなくType-Cポートが搭載される

そして次に目にするウワサは、新型iPhoneにはUSB Type-Cポートが搭載される、というもの。

これは可能性は低いと思います。

Lightning端子といえば、2012年に発売された『iPhone 5』から採用され、iPhoneだけでなくiPadやMac周辺機器、『Siri Remote』（Apple TVのリモコン）のケーブルにも採用されているApple独自の規格です。Apple以外の企業もLightning端子を採用したケーブルを製造することができますが、その際はAppleにライセンス料を支払う必要があります。
AppleはこのLightningのライセンス料でもそれなりの収益を得ているため、ライセンスフリーなUSB Type-Cを搭載する可能性は低いでしょう。また、薄型化を図るiPhoneやiPadにおいて、Lightningよりも分厚いType-Cポートを搭載することが物理的に難しいのではないかとも思っています。

しかし「絶対ありえない」と断言することもできません。その理由は2つあり、1つは“AppleがType-Cを考案した可能性がある”ということ、そしてもう1つは“Appleが開発したThunderbolt 3でType-Cを採用したこと”が挙げられます。すなわち、LightningもType-CもAppleが深く関わっている規格であるため、自社製品に搭載していく可能性も0ではないのです。

僕としては、AppleがMac市場においてThunderbolt 3（Type-C）を強く推している以上、iOSやその他のデバイスもType-Cに統一してくれるとユーザとしてありがたいなあと思っています。

秋の発表会で一番期待している製品は『Apple Watch』

今回の発表会で僕が期待している製品は、以下の通り。

• 『Apple Watch Series 4』
• 『AirPower』
• 『HomePod』（日本発売）

この中で特に期待している…というより、直近で一番欲しい製品が新型『Apple Watch』です。
僕は2015年に発売された初代『Apple Watch』と一緒に使っていた純正の革バンドを、2016年発売のSeries 2と組み合わせて長らく使ってきました。Series 3は購入を見送ったため、革バンドは3年近く使っていることになります。しかしこの革バンドがかなり傷んできたため、これを期に本体も買い替えたいと思うように。
また、どうやらSeries 3からwatchOSはサクサク動くようになったみたいなので、本体の方にも期待しています。

次に期待を抱いているのが『AirPower』の発売。
『AirPower』は、初めてワイヤレス充電に対応したiPhone『iPhone X』と共に2017年の秋に発表された、Apple純正のワイヤレス充電器です。が、いまだに発売されていない製品でもあります。
スニークピークを除き、発表されてから発売されるまでに1年以上経過している製品は『iPhone 4』のホワイトモデル以来なので、なんだか少し懐かしさを感じています。

あとはスマートスピーカーである『HomePod』も気になるところです。
今年の2月に世界各地で発売されましたが、日本は残念ながら一次販売国に含まれませんでした。思えばiPhoneも初代は日本で販売されていなかったため、iPhoneと同じような展開戦略を『HomePod』で試しているのでしょう。
今のところ“『HomePod』が秋に日本で発売される”というウワサは耳にしていませんが、年内に発売するしないのウワサが今年の春頃にあったため、もし登場するなら秋の発表会後かなあと思っています。

一方、今回の発表会の目玉となるであろうiPhone及びiPadに関しては、あまり期待していないのが正直なところです。

それこそ『iPhone 4』が発表された2010年前後は、新型iPhoneの登場にワクワクしていました。しかし最近は「圧倒的に便利！革新的！」と言える機能もなく、むしろAndroid端末で搭載されている機能の上位互換が発表されている“守り”の姿勢をが見受けられます。
ただ僕は「Androidの後追いだから〜」という理由で期待していないのではなく、そもそも今の技術ではスマートフォンがこれ以上飛躍的な進化を遂げることはないという、まさに頭打ちが大きな理由の1つです。

とはいえ、（近年のApple製品の品質低下はともかく）Androidの後追い機能であろうがなかろうが、とても完成された機能を搭載してくるのがApple製品の特徴でもあるので、発表されたらされたで僕は購入すると思います。

購入した際はまたレビューしたいと思うので、購入を考えている人は楽しみに待っていてください！