『iPad2』ユーザも『新しいiPad』に買い換えるべき、たった1つの理由

『iPad2』ユーザも『新しいiPad』に買い換えるべき、たった1つの理由があります。

『iPhone5』発売が噂されている頃に『iPhone4』を買った僕

買い換えるべき理由の前に、ちょっとだけ、まえがきをさせてください。そして読んでください。

僕は今『iPhone4』ホワイトモデルのユーザです。ちょっとAppleに興味がある人は、『iPhone』は毎年夏に新しいモデルが発表・発売されることをご存じでしょう。

『iPhone4』は2010年の夏にブラックモデルとホワイトモデルが発表されたものの、実際に発売されたのはブラックモデルのみでした。その後ホワイトモデルは何度も延期され、結局のところリリースされたのは2011年の5月です。
当時の僕は『iPhone3GS』ユーザで、『iPhone4』に搭載された『Retinaディスプレイ』にあこがれていました。

『iPhone4』のホワイトモデルが発売となったとき、僕は実機だけ見て帰ろうと新宿のヨドバシカメラへ向かいました。数時間後、僕は『iPhone4』のホワイトモデルとともに帰宅していました。買うつもりは全くなかったのに、『iPhone5』を買おうと決めていたのに、『iPhone4』ホワイトモデルを買ってしまいました。衝動買いってやつです。

もちろん『iPhone4』を購入する前はいろんなことを考えていました。「あと数ヶ月したら『iPhone5』がリリースされるじゃないか」「もし買ったとしても、『iPhone5』がリリースされたら後悔するのではないか」

そして1つの結論にいたりました。「『iPhone4』は、『iPhone』の完成形じゃね？」と。

『iPhone』で高画質ゲームをしない僕にとっては『iPhone4』のプロセッサ程度で十分です。カメラ性能も普通に使う分には『iPhone4』で十分です。メモリ不足で困ることもありません。『Retinaディスプレイ』を搭載した『iPhone4』はもう、『iPhone』の完成形だと思うのです。

現に、その後『iPhone4S』がリリースされましたが「ほしい！」と思ったことは一度もありません。『Siri』は楽しそうな機能ですが、『3GS』の売りの機能であった『音声コントロール』さえ使っていなかった僕にとっては不要です。プロセッサやグラフィック性能も『iPhone4』で十分です。
今年も新しい『iPhone』がリリースされることでしょう。『iPhone4S』よりも薄く、軽くなるかもしれません。新しい『iPhone』のカメラは、より高性能になるかもしれません。リリースしたとしても、僕は「ほしい！」と思わないでしょう。なぜなら僕は“完成した『iPhone』”を既に持っているからです。

『新しいiPad』に買い換えるべき、たった1つの理由とは

ここまで読んだ人は、既にその理由もわかっているかと思います。

『新しいiPad』は『Retinaディスプレイ』を搭載しました。その他にもスペックアップや音声入力が可能になるなどありますが、一番の魅力は『Retinaディスプレイ』でしょう。
『Retinaディスプレイ』を搭載しただけでも、『iPad2』ユーザであっても買い換える価値はアリです。

来年、『新しいiPad2』がリリースされることでしょう。『新しいiPad』よりも薄く、軽くなるかもしれません。『新しいiPad2』のカメラは、より高性能になるかもしれません。『新しいiPad2』は『Siri』を搭載するかもしれません。
でも僕は「ほしい！」と思わない。なぜなら『新しいiPad』は、“完成した『iPad』”だからです。