現時点で分かっている次期MacOS『OS X Mavericks』の新機能・変更点まとめ
17現時点で分かっている『OS X Mavericks』で変更された箇所をまとめてみました。
現時点で分かっている『OS X Mavericks』で変更された箇所をまとめてみました。
『iOS7』と共に発表された『OS X Mavericks』。
『iOS7』では今までのリアルなテクスチャを使用したスキューモーフィックデザインから、余計な装飾を一切取っ払ったフラットデザインへガラリと外観を変えました。個人的にフラットデザインは好きでないということもありますが、『OS X』との統一感はまったくなく、デザインの観点では失敗作なのではないか、と以前記事にしました。
一方『Mavericks』の方ですが、『iOS7』ばかりが目立つせいか、あまり話題になっていません。
そこで今回は、6月中旬に設立された『Mavericks』の最新情報を掲載している『Tips and tricks in Mavericks』に掲載されているものをいくつかピックアップしてみます。
なお、ここでは細かな変更点に着目してみたいと思います。大きな仕様変更はAppleの公式サイトに掲載されているので、そちらをご覧ください。
How to add, change and delete Tags in OS X 10.9 Mavericks
『Mavericks』の『Finder』では“タグ”機能が追加され、Appleは「ファイルの整理がとても簡単になる」と謳っています。
そこで疑問になるのが「既存の“ラベル”機能はどうなるのか」です。どうやらラベル機能は廃止され、その代わりにタグ機能が実装されるようです。タグの性質やスクリーンショットを見る限り、タグはいくつも追加できるようで、また“お気に入りのタグ”のような機能もあります。
同サイトによると「タグを削除する機能はまだない」とのことです。(2013年6月24日時点)
Display night and day in Earth View in new Maps app for OS X Mavericks
Appleのマップは、Googleマップに代わって『iOS6』から搭載されましたが、あまりのできのひどさに、Appleの公式サイトで他のマップアプリを紹介、また、当時ソフトウェアエンジニアリング上級副社長であった“スコット・フォーストール”氏がクビになる始末でした。
『Mavericks』では、このAppleマップがローカルアプリとして標準搭載されますが、その必要性に疑問の声が上がっています。
しかしどうやら、『Mavericks』のAppleマップでは夜の景色を見ることができるそうです。この景色を見られるのはあくまで地球全体を映したときのみですが、Googleマップでは見られないなかなかおもしろい機能です。
ちなみに、現在地と現在時刻から計算しているのか現時点では不明です。(2013年6月23日時点)
New style for notifications in OS X 10.9 Mavericks
通知センターは『MountainLion』から搭載されたものですが、バッテリー残量が少ないときやディスクの取り出しに失敗した際の警告は単なるポップアップウインドウで通知する従来のスタイルでした。
「せっかく通知センターがあるなら、それで通知すれば良いのに」と思っていましたが、同じことを思う人は結構多く、通知センターで通知するように変更するアプリも登場しています。
『Mavericks』では、これらの警告は通知センターで通知してくれるようになりました。
ポップアップウインドウによる通知はキーカーソルが移ってしまい、作業の支障になることが多いので、通知センターによる通知はとても助かりますね。(2013年6月21日時点)
Dock is now white when put on left or right side in OS X Mavericks
『OS X』の標準では下にDockが配置されています。下に配置した際、『Leopard』で初めて3Dのような外観になりました。『Leopard』から『Lion』まではDockの外観に大きな変化はありませんでしたが、『MountainLion』では白背景をベースに、反射にぼかしがかかるようになりました。これは、画面最上部にあるメニューバーと最下部にあるDockの見た目を統一するためだと思われます。
『MountainLion』で下配置時の背景は白になったものの、サイドに配置したときの背景は従来の黒背景のままです。統一性を気にする僕にとっては、とてもかゆいところでした。
『Mavericks』では、Dockをサイドに配置した際の背景は白ベースになっています。これでどの位置にDockを置いても、外観に統一性が持たれるようになりました。(2013年6月21日時点)
Dashboard is finally a movable Space in Mission Control
『Lion』より、仮想デスクトップ機能『Spaces』とウインドウの切り替えをサポートする『Expose』が統合され、『MissionControl』という機能にまとめられました。
『MissionControl』によって『Spaces』は横一列の配置になり、従来ではできなかった『Spaces』ごとに壁紙を設定できるようになりました。しかし残念ながら、一番最初のデスクトップである“デスクトップ1”と『Dashboard』は左側固定で、並び替えることができませんでした。
『Mavericks』では“デスクトップ1”も『Dashboard』も、普通の『Spaces』と同様に自由に並び替えることができるようになったようです。(2013年6月18日時点)
Show power-hungry apps in OS X Mavericks
これはMacBookユーザに朗報ですね!
『OS X』ではメニューバーから残りのバッテリー残量や、現在の作業を続行できる時間を見られます。バッテリーが少なく充電器を持っていないとき、画面の輝度を落とすなど、何とかして1分でも長く持たせようと試行錯誤しますが、何がバッテリーを大きく消費しているのか分かりません。
『Mavericks』ではメニューバーから、どのアプリがバッテリーを大きく消費しているのか分かるようになりました。バッテリーを持たせたい人は、ここに表示されているアプリを終了すれば良いので助かりますね。(2013年6月30日時点)
More advanced Activity Monitor in OS X Mavericks
『Mavericks』では『アクティビティモニタ』が見やすくなりました。
“ネットワーク”タブでは送受信量を計測することができ、また新たに追加された“Energy(日本語版は不明)”では、それぞれのアプリがどの程度バッテリーを消費しているのか調べることができます。(2013年7月4日)
同サイトではその他にも様々な情報が掲載されているので、気になる人はぜひ読んでみると良いでしょう。
『Tiger』から『Leopard』は大幅な“進化”でしたが、『Leopard』から『SnowLeopard』は大幅な“改善”でした。これはAppleも公言しており、「『SnowLeopard』は機能を追加するのではなく、機能を改善することに焦点をあてたアップデートである」と言っていました。
そのせいか『SnowLeopard』はとても人気が高く、「『SnowLeopard』が一番の完成形である」という人は少なくありません。
続く『Lion』では『iOS』の要素を取り入れた“進化”となりましたが、『MissionControl』などといった新機能の追加などによって賛否両論別れました。当サイトでは過去に以下の記事を書いたこともあります。
次の『MountainLion』は『SnowLeopard』のような位置づけであり、個人的には「『MountainLion』が完成形ではないか」なんて思ったりしています。
“進化”→“改善”→“進化”→“改善”という法則に従うと次は“進化”である大きなアップデートになるはずなのですが、同サイトの情報を見る限り「『Mavericks』は『MountainLion』をさらに“改善”させたOSである」と思います。つまり、『Lion』の改善版の改善版というイメージです。
情報から勝手に判断する限り、大きな仕様変更はないので、Macのスペックが許すのであれば『Lion』や『MountainLion』からの移行は問題なく可能であると言えます。
『OS X』と『iOS』それぞれが独立する外観になってしまったのは残念ですが、どちらとも機能的には着実に改善されていっているので、今後のアップデートに期待したいところです。
やっぱ見た目は大事ですよね・・・机の上とかも・・・。
見た目は大事ですねー、もちろん机の上も(笑
フラットデザインのOSXは、見た目悪いでしょうか?iCloudもフラットデザインになるらしいし、僕はどちらかと言うとフラットデザインのOSXも見てみたいんです(笑)。好みは人それぞれだとは思いますが。好き勝手言ってすみません
フラットデザインに毒されている少年
http://www.studoesdesign.co.uk/work/osxivericks/
どうですか?僕は結構デスクトップにも、(ジョナサン・アイブの考える)フラットデザインは合うと思いますけれどもいかがでしょうか?
いえいえ。フラットデザインはあまり好きではないとはいえ、フラットデザイン自体はなかなか美しいものだとも僕は思います。好みは人それぞれですからね〜。
ただ、参考URLにあるようなインターフェースは絶対使いたくないです@@
天気に合わせて、デスクトップ上に雨を降らせたりする機能は絶対搭載すると思います!
そ、それは無いと思います!!
はじめまして。初めての投稿です。
個人的に Mavericks に期待しているのはマルチディスプレイですね。Air Display が使いやすくなるはずですので。
ところで、自分は ios7 の beta 版を iPhone5 にいれて使ってみています。今までのデザインでいいのにと思っていて、はじめは「なにこれ、思ったよりかっこ悪い!」と個人的には感じ、正式版が出てもアップデートしないつもりでしたが、なんだかんだでそのまま使っています。慣れって恐ろしい・・・・・。
でもやっぱ、ios6 のほうが使いやすいとは思います。
どもども、はじめまして。
『Mavericks』ではマルチディスプレイ機能がすごい改善されているみたいですからね!僕は27インチが1枚あれば十分かなって思っているので、あまりワクワクする機能ではありませんが、使う人にとっては便利そうです。
『iOS7』は僕も軽く使ったことがありますが、どうもデザインが好きにならなくて…。
機能は本当に良いんですけどね…。
個人的な意見としては、新しいものが出たとき、『それでどんな新しいことができるようになるだろう』と想いをめぐらせるのが楽しい作業だと思ってます。デメリットについて考えるのはその後です。
私はiBooksとMaps、Keychainの搭載に期待かな。私の環境では、これらの導入でいろいろ利便性が増しそうです。1 passward購入を検討していたが、買わなくてよかった。
個人的には『iBooks』に期待ですねー。『1Password』を愛用しているのでクラウド対応『Keychain』はそこまで喜ばしい機能ではありませんが、『1Password』は高価なので手が出せない人には朗報ですね!
結構OSXは、よくなっているみたいですねー
非常に楽しみです。(まだMacないから使えないけど)
デザインは…個人的にフラットのほうが好きなんですが、Appleの場合はリッチデザイン!という感じが大きいですし、ぶっちゃけiOS7のフラットデザインはあまり気に入っていないです。
もともとリッチデザインが気に入らなくなった原因がwindowsのアイコンからなので、Appleのデザインはそこまで抵抗感はなかったですし、なんというかAppleらしい美しさが全然出てないんですよね
iPhoneの外見からしてフラットデザインには合っていないんでどうなるんでしょうかね?
ん?気づいたらiOS7への不満になってしまったぞ?
Apple製品はアルミニウムでスキューモーフィックデザインの方が似合う気もしますが、フラットデザインでもあまり違和感ないと僕は思っています。
むしろそのギャップが面白いかもしれません(笑
ThunderboltDisplayのretinaバージョンは出ないでしょうか?
私的には1番出て欲しい商品なのですが、残念なら噂すら聞こえてこないのですが、ジャガアポーさんは何か情報を掴んでいませんか?
新Mac プロはThunderboltDisplayでは機能を
生かし切れないように思うので、 発売して欲しいのです。
と言っても、Mac プロを購入する予定は無いですけど(小声)
どもども!
Retina版『Thunderbolt Display』が出る出ない色々な噂が飛び交いますが、現行の解像度がRetina化すると、解像度はとてつもないことになります…(5120x2880)。
ディスプレイやThunderboltは良くても、画面を出力するMac本体のグラフィック性能が問題になりますね。
次期『Mac Pro』では、超高解像度の4Kをかなり意識してアピールしているので、Retina版ディスプレイ登場の可能性は全くのゼロではありませんが、力を入れている『MacBook』や『iMac』で使えないものを販売するかどうか…。
もしRetina版がでるとしたら、現在のiPadのように、Retina版と非Retina版の両方が同時発売されるかもしれませんね!
白いdockはなんだかOS X Tigerの時代に逆戻りしたみたいで微妙に思います。
電力効率の改善とかはありがたいです。
あー、たしかに同感です(笑)
というか、横にDockを配置したときの外観を3Dにしてほしい…。
Haswellの登場で『MacBook Air』のバッテリーは前と桁違いに持つようになりましたからね。
加えて『Mavericks』の省電力性能で、“連続駆動時間20時間”とかになってほしいですね〜!