次期『Thunderbolt Display』は、新型Macでしか使えない可能性が高い
21次期『Thunderbolt Display』は、新型Macでしか使えない可能性が高い…と予想しています。
次期『Thunderbolt Display』は、新型Macでしか使えない可能性が高い…と予想しています。
『Apple Thunderbolt Display(—サンダーボルト・ディスプレイ)』は、iPhoneやMacなどを開発したAppleによる純正ディスプレイです。
Appleはデジタル電化製品を取り扱う企業であり、ハードウェアの販売を主としています。そのため、iPodやiPhone・iPad、Macなどといった世界中に普及している“成功した”製品であっても、1年に一度は新型モデルが発売されています。
『Thunderbolt Display』はAppleの主力製品ではないものの、Macとの親和性の良さから、多くのMacユーザに支持されていたディスプレイです。
2011年7月に発売された『Thunderbolt Display』は、今日にいたるまで一度も新型モデルが登場していません。ここ十数年のIT業界における技術進歩の早さを考えると、5年前の製品の市場価値は急激に落ち、Macのような他の電子機器との親和性にも不都合が生じるでしょう。
事実、発売から1,800日が経過しても新型モデルが発売されないApple製品は、ほとんどありません。
しかし去年の夏から、新型『Thunderbolt Display』が登場する…といったウワサを耳にすることが多くなりました。
公式発表ではないため憶測にしか過ぎませんが、僕は“新型『Thunderbolt Display』は新型Macでしか使えない可能性が高い”と予想しています。
今回は考察記事として、なぜこのような予想をしたのかを述べたいと思います。
本題に入る前に、前提知識として“USB”と“Thunderbolt”について説明します。この前提知識があれば、僕が予想する形が見えてくるかも知れません。
“Thunderbolt”の前に、“USB”についておさらいしておきましょう。これは、本記事の本題にも大きく影響します。
「USBとは何か」と聞かれて、あなたは何と答えるでしょうか。
コンピュータに詳しくない人にとっては、もしかしたら“USB=USBメモリ”といった方程式が頭の中にあるかもしれません。しかしそれは誤りです。
“USB(Universal Serial Bus)”は、データを通信するための接続規格です。
2台のPC間でファイルデータをやり取りするには、2台のコンピュータ同士を何らかのケーブルで接続する必要があります。接続規格は、このケーブルとその先端の形状・内部構造を定めたものであり、同じ規格に対応しているケーブルやポート(差し込み口)同士でのみ、通信が可能となります。
USBメモリはケーブルではありませんが、差し込み口と差し込み端子はUSBという規格に沿っています。USB規格に従ったフラッシュメモリから、“USBメモリ”が通称として用いられています。
USBは、通信速度も定められています。
USBにはバージョンが存在し、バージョンによって通信速度も異なります。
策定年 | バージョン | 速度 | 備考 |
---|---|---|---|
1996年 | USB 1.0 | 12Mbps | - |
1998年 | USB 1.1 | 12Mbps | - |
2000年 | USB 2.0 | 480Mbps | 40倍高速化/最も普及/2.5Wの給電可 |
2008年 | USB 3.0 | 5Gbps | 10倍高速化/ポート青色/4.5Wの給電可 |
2013年 | USB 3.1 | 10Gbps | 2倍高速化/最大100Wの給電可 |
USBが最初に策定されたのは1996年、2000年に策定されたUSB 2.0が最も普及しているUSBとなります。USB 2.0からはデータ通信だけでなく給電も可能になり、LightningケーブルでiPhoneを充電できるのは、この給電可能な規格が策定されたからです。
2008年に策定されたUSB 3.0では、従来よりも10倍高速化され、通信速度の理論値は5Gbpsになりました。これは、1秒間に約630MBの転送が可能になるということです。
USB 3.0は、従来のUSB 2.0と区別するために、接続端子(コネクタ)に青色を使用することが推奨されています。
同じUSBという規格に沿っていても、接続端子の形状は異なります。これらの形状も規格として定められており、代表的なUSBの形状規格は以下の通りです。
今まで上記4つの形状規格が主に使われていましたが、2013年に策定されたUSB 3.1では、“Type-C”という形状規格が採用されました。
Type-Cでは、AppleのiOSデバイスなどで使えるLightningケーブルと同様、リバーシブルな仕様となっています。裏表を判別して挿入する必要がなくなりました。
このType-Cですが…実はAppleが開発したというウワサも存在します。詳細は、過去に記事としてまとめてありますので、興味があればご覧ください。
『Thunderbolt Display』には“Thunderbolt”という名称が使われています。
この“Thunderbolt”は単なる固有名詞ではなく、接続規格として存在するものです。
“Thunderbolt”は、CPUなどで有名な世界的半導体メーカー“Intel”とAppleが共同開発した接続規格です。
USBと同様に、何らかのデータを通信するための規格ではありますが、一番の違いはその転送速度。
ThunderboltもUSBと同様に、バージョンアップが行われてきました。各バージョンと転送速度を以下にまとめました。
策定年 | バージョン | 速度 | 備考 |
---|---|---|---|
2011 | Thunderbolt | 10Gbps | 10Wの給電可 |
2013 | Thunderbolt 2 | 20Gbps | 10Wの給電可 |
2011年に初めて登場したThunderboltは、当時から10Gbpsという驚異的な転送速度を持った規格でした。AppleもThunderboltを紹介する際は“電光石火の速さ”というキャッチコピーを用いています。
Thunderboltは、GPUやサウンドカードなどといったコンピュータのパーツを接続する“PCI Express”と、HDMIと同様に映像出力に関する“DisplayPort”と呼ばれる2つの規格をベースとした技術です。
DisplayPortには、Mini DisplayPortと呼ばれる形状規格が存在し、Thunderboltはこの形状をそのまま採用しています。接続端子の形状だけでなく技術的にもDisplay Port(Mini DisplayPort)を採用しているため、ThunderboltケーブルをMini DisplayPortケーブルとして扱うこともできます。
古くからMacは、HDMIではなくMini DisplayPortを採用してきました。
前述の通り、ThunderboltはMini DisplayPortの形状を採用しているため、Thunderboltに対応していない旧Macでも映像・音声出力の規格としてThunderboltケーブルを使うことができます。
世界的に普及している映像出力規格はHDMIですが、Display PortはHDMIの対抗規格として登場しました。HDMIと同様に映像だけでなく音声も転送することができる他、HDMIよりもいち早く高解像度の映像転送に対応した規格でもあります。
他の映像出力規格と比べてDisplayPortの大きなメリットになる部分は、“デイジーチェーン”と呼ばれる数珠つなぎが可能な点。
ディスプレイ側に2つのDisplayPort端子(ポート)が備わっている場合、コンピュータとディスプレイをケーブルで接続し、ディスプレイともう1台のディスプレイをケーブルで接続することで、コンピュータは2台のディスプレイと接続できるようになります。
デイジーチェーンに対応していない場合、2台のディスプレイはコンピュータと直接接続する必要があります。
Thunderboltは、DisplayPortの映像出力性能・デイジーチェーン、そしてPCI Expressの高速通信を良いとこ取りした規格です。Thunderboltに対応した製品であれば、Thunderboltケーブル1本で映像出力からデータ通信まで行えます。
ディスプレイ側に2つのThunderboltポートが備わっている場合、コンピュータとディスプレイをケーブルで接続し、ディスプレイとThunderbolt対応ハードディスクを接続することで、コンピュータはハードディスクに接続できるようになります。これは、映像だけでなくデータ通信もデイジーチェーンに対応したThunderboltの強みです。
僕はThunderbolt2に対応した液晶ディスプレイを使っていますが、やはりThunderboltはとても便利です。
去年の2015年6月に、Thunderbolt 3の仕様が策定されました。
今までのThunderboltはPCI ExpressとDisplayPortをベースとした規格でしたが、新たにUSBの規格も採用されることになりました。
Thunderbolt 2では最大20Gbpsであった通信速度も、Thunderbolt 3では40Gbpsと、2倍高速化しています。つまりThunderbolt 3では、1秒間に5GBの転送が可能なわけです。
またUSB 3.1の特徴の1つでもある“最大100Wの給電が可能”といった点に関しては、Thunderbolt 3も同様です。
Thunderbolt 3で最も大きな変更点は、Mini DisplayPortの形状規格を廃止し、USB Type-Cの形状を採用したところ。
形状だけでなく内部でもUSBをベースとしているため、Thunderbolt 3のケーブルは、純粋なUSB 3.1の規格に対応したUSB Type-C用のケーブルとして扱えます。加えて接続端子の形状こそ異なるものの、従来のDisplayPort (Mini DisplayPort)用のケーブルとしても扱えます(その場合、形状変換アダプタが必要)。
DisplayPortの高解像度映像音声出力・デイジーチェンに対応し、PCI Expressの高速通信を扱え、普及するであろうUSB Type-Cの形状を採用し、最大100Wの電力供給が可能なThunderbolt 3は、まさしく夢のような接続規格です。
Thunderbolt 3ケーブル1本で、DisplayPortケーブルにもUSB Type-Cケーブルにもなり、そしてThunderboltケーブルにもなる…。さらに100Wの高速充電用ケーブルにもなるわけです。
『Thunderbolt Display』は『iMac』と、うり二つ…な製品でした。製品の外形や厚さだけでなく、液晶の品質や拡張規格も当時の『iMac』とほぼ同じ。
『Thunderbolt Display』は2011年からまったく更新されていませんが、『iMac』は毎年新型モデルが発表されています。2012年にはフルモデルチェンジが行われ、2014年には“Retinaディスプレイ”に対応しています。
5年前の当時はそれなりに革新的だった『Thunderbolt Display』と、最新の『iMac』(2015年末モデル)の比較をしてみましょう。
項目 | Thunderbolt Display | iMac 5K |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 27インチ | |
解像度 | 2560x1440 | 5120x2880 |
DPI | 109dpi | 218dpi |
液晶駆動方式 | IPS | |
カメラ・マイク | FaceTime HD/マイク搭載 | |
サウンド | スピーカー搭載 | スピーカー/3.5mmジャック搭載 |
USB | USB2.0 x3 | USB3.0 x3 |
SDカード | - | SDXC対応 |
FireWire | FireWire 800 x1 | - |
Ethernet | ギガビット対応 Ethernet x1 | |
Thunderbolt | Thunderbolt 1.0 x1 | Thunderbolt 2.0 x2 |
Wi-Fi | - | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | - | 4.0 |
ディスプレイの厚さ | 約2cm | 5mm |
光の反射度合い | - | 従来より75%削減 |
AdobeRGBカバー率 | 75% | 93% |
重量 | 10.8kg | 9.5kg |
価格(税別) | 108,800円 | 208,800円〜 |
発売年 | 2011年 | 2015年 |
これらのことから、ただのディスプレイでしかない『Thunderbolt Display』よりも、コンピュータである『iMac』の方が軽く・薄く・液晶品質の良いディスプレイであることが分かります。
5年前の技術を詰め込んだ『Thunderbolt Display』は、今となっては以下のような欠陥が存在します。
特に最後のMagSafeケーブルに関しては大きな問題で、2012年以降のMacでは電源アダプタとして“MagSafe 2”が採用されています。MagSafe 2はMagSafeと形状互換性がないため、アダプタを装着しなければいけません。
前述のように、『iMac』は薄型化され、5120x2880 という5K解像度に対応しています。もともと『iMac』とうり二つな『Thunderbolt Display』…そしてApple純正のディスプレイであることを考えると、『iMac』のデザインや仕様を新型『Thunderbolt Display』のベースにしないわけがありません。
5120x2880(5K)を出力するために、1秒間に必要となる通信帯域の計算は以下の通りです。
“解像度の情報量(横×縦)×色数×リフレッシュレート=必要通信帯域(単位はすべてbit)”であるから、
5120(ドット)×2880(ドット)×24(24bitフルカラー:1677万色)×60Hz(1秒間に60回描画)となり、
5120×2880×24×60=21,233,664,000≃22Gbps
もしも『Thunderbolt Display』が5Kという解像度に対応するとしたら、最低でも22Gbpsの通信帯域が必要となるため、20GbpsのThunderbolt 2では出力できません。
したがって、40Gbpsという通信帯域を持つThunderbolt 3を採用するはずです。
Thunderbolt 3は、USB Type-Cの形状規格を採用しているため、従来のMini DisplayPortの形状規格を採用したThunderboltポートに接続することはできません。
変換アダプタを用いることで従来のThunderboltポートでも通信はできるものの、Thunderbolt 3の持つ40Gbpsという性能を引き出すためには、端末がThunderbolt 3自体に対応している必要があります。
執筆時現在、Thunderbolt 3に対応したMacは1つもリリースされていないものの、Appleが開発に携わっており実際にMacで採用している規格の最新バージョンを、採用せずにいつまでも放置しておくはずがありません。
これを考慮すると、Thunderbolt 3に対応したMacはそろそろ登場すると容易に考えられます。
したがって、“Thunderbolt 3に対応したディスプレイは、Thunderbolt 3に対応した新型Macでしか使えない可能性が高い”…という結論に至るわけです。
新型『Thunderbolt Display』が登場するしない限らず、僕は「次にフルモデルチェンジされるMacが、Thunderbolt 3を採用しないわけがない」とも考えています。
iPodから始まりiPhoneやiPadまで扱うAppleは、フルモデルチェンジのたびに薄型化・軽量化を図ってきました。これはMacも例外ではなく、据え置き機である『iMac』ですら薄型化が施されています。
『MacBook Pro』と『MacBook Air』はMacの主力製品の1つでもありますが、(現在でも十分薄いものの)厚さのネックとなっているものが、USB Type-A・HDMI・Thunderboltポートです。
これ以上薄くするには、これらのポートを廃止する必要が生じます。
Thunderbolt 3は、HDMIと同様に映像音声出力に対応し、USBと同様にデータ通信にも対応しているため、Thunderbolt 3はこれらの規格の代替になり得ます。
また、Type-Cの形状は従来よりも薄いため、ネックとなっていたポートの厚さ問題も解決します。
軽量化に薄型化は外せない要因で、Appleは薄型化に注力をしているため、薄いポートを採用したThunderbolt 3の採用は必然とも言えるでしょう。
『Thunderbolt Display』が5KやThunderbolt 3に対応する可能性は高いと見ていますが、ウワサされている“GPU搭載”に関しては微妙なところ。
40Gbpsの帯域を持つThunderbolt 3は、5Kという解像度を“転送”できるものの、コンピュータ側が5Kの表示に耐えうる性能を持っている必要があります。
この性能は、“GPU(Graphic Processing Unit)”と呼ばれるグラフィック全般を処理するPCパーツによって大きく変動し、現時点で『MacBook Pro』や『iMac』『Mac Pro』は高性能なGPUを搭載しています。
『MacBook Air』や『MacBook』に搭載されているGPUは非力であるため、そもそも出力できない可能性が高いです。
これの解決策が、ウワサされているように“ディスプレイにGPUを搭載する”といったもの。
GPUを搭載したディスプレイは見たことも聞いたこともありませんが、ディスプレイ接続時のグラフィック処理をディスプレイ搭載5K対応GPUが担うことで、理論的には非力なGPUを搭載しているMacでも5K出力が可能になります。
「GPUの切り替えなんて可能なのか」と思う人もいるかもしれませんが、事実、『MacBook Pro』には2つのGPUが搭載されており、OSレベルで自動的にGPU切り替え処理が実装されています。
コンピュータに詳しい人は「GPUで処理するデータを高速に通信できるのか」という懸念も持つかも知れませんが、先述したようにThunderboltは、グラフィックボード(GPU)接続にも用いられるPCI Expressをベースとした技術のため、転送帯域は十分。
発売されなかったものの、過去にはThunderbolt経由で外部GPUを接続するといった技術デモも行われています。
技術的な観点から『Thunderbolt Display』に専用GPUが搭載される可能性は考えられるものの、高性能コンピュータの中で特にコストがかかるGPUというパーツを使うため、ディスプレイ自体の価格もそれなりに高くなりそうです。
個人的には「次期『Thunderbolt Display』がGPUを搭載してくれたら嬉しいが、その可能性は30%くらいではないか」と思っています。
ディスプレイが新しくなるなら、
AirMacシリーズも新しくなって欲しい。
そういえば、Appleで初めて「Air」がついた
製品は、AirMacが初めてですよね?
“AirMac”製品は、新しいネットワーク技術が規格として策定されるたびにモデルチェンジされるので、11acに対応した今の世代を見ると、しばらくはモデルチェンジされないと見ています…。
“AirMac”の“Air”という単語ですが、これは『MacBook Air』の“空気”を表すAirではありません。事実、“AirMac”という名称は日本でのみ用いられており、本国では“AirPort”(空港)という名称が使われています。
最初のAirの意味は"手軽さ"だったのをジョブズ自身が"軽さ"にした感じなんですよね。
そういえば最近MacBookAirがMac miniの
ノート版の立ち位置になると噂されていますが、
僕は手軽さのAirに戻すのというのは、iPad Airのシリーズもそうなる可能性を考えてアリだと思います。ただそうすると、Mac miniがMacAir と言う名前に変わる可能性が出ますね
僕はむしろ、“Apple製品は軽くて薄いのが当たり前”という方針から“Air”ブランドがなくなるのでは?と思っています。このあたりについては、過去に記事にしています。
http://moxb.it/Turkw
ま、今回の発表でハードウェアが発表されるかどうかは微妙なところですが、僕は期待したいですね〜。
ディスプレイ側にGPUが載るのでは、という噂を聞いてMac miniユーザーの私は喜んでたのですが、しかしこの場合、世代を経る事によるGPUの陳腐化が懸念されますよね
後々交換できる作りならいいのですが、最近のAppleの傾向を見る限り、そうはならなさそうな…
となれば、ディスプレイは気に入ってるのに数年で買い換えないといけなくなる可能性が高くなる、しかもただでさえGPU搭載で高くなってるのに
という買うのを躊躇させる物にならないかな、という事でどんな物が登場するか注目しています
陳腐化は十分あり得ますね!ただ、それはMac本体も同じ事で、ハードウェアをバンバン売っていきたいAppleとしては、数年サイクルでGPUのみを変えたモデルチェンジを行ってくるかもしれません。
また記事でも述べたとおり、既存のMacにはGPUを切り替える機能がOSレベルで搭載されており、これは“性能に優れたGPUへ切り替える”ことができます。もしも新型『Thunderbolt Display』に搭載されているGPUよりもMacのGPU性能の方が高い場合、有効GPUは切り替えられず、結果的院MacのGPUを使い続ける…といったことも自動で行われそうです。
松竹梅でGPU搭載非搭載を選べる可能性もありますかね?
最近のappleは製品ラインナップがやたら複雑なので何種類か出すかも。
あー、その可能性もありそうですね!
ただ『Thunderbolt Display』というアクセサリごときに、複数のモデルを出すか…。このあたりは微妙なラインですね〜。
そこまで複雑なラインナップではないと思います。
ただ、複数ラインナップがあるとしたら、ノートの拡張用という位置ずけとして廉価版24インチGPU非搭載バージョンがでるかなと個人的に思います。
アクセサリとして分類されている『Thunderbolt Display』を複数展開するか…は微妙ですが、もし廉価版がリリースされるのであれば『iMac』と同じ21インチ級(GPU非搭載)として出すのではないでしょうか。
21インチの『Thunderbolt Display』ならば、21インチ『iMac』と同じ4K出力になりますし、CPUが非力と言われている『MacBook(2015年モデル)』でも4K出力が可能なので、4KディスプレイGPU非搭載でもMacのラインナップ的に問題ないかと。
安くするために廉価版ではusb cとhdmiだけにして欲しいがそうするとThunderbolt Displayではなくなってしまうw
今後アップルからは出ない可能性も出てきました。
Thunderbolt Display、冗談抜きで終息の様です。
Apple、Thunderbolt Displayのディスコンを認める──ディスプレイ市場から撤退か - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1606/24/news089.html
Start your speculation engines, Apple is discontinuing its Thunderbolt Display TechCrunch
https://techcrunch.com/2016/06/23/start-your-speculation-engines-apple-is-discontinuing-its-thunderbolt-display/
後は、サードパーティから Thunderbolt 3 接続のディスプレイが出るかどうかにかかって来ますけど、現状 Thunderbolt 2 対応のものですらほぼ皆無なのですよね。
新型 Mac での採用に関しても、Thunderbolt 3 をチップセットレベルでサポートと云われている今年後半の Kaby Lake 搭載製品でならあるかもしれませんけど、現状では絵に描いた餅の域を出ないのが現実で・・・。(対応周辺機器の選択肢の無さと価格の凄まじさ、何よりその速度を必要とする用途があまり無いので)
Thunderbolt 3 そのものが(2 以前と違って)黒歴史になる可能性は低いでしょうが、アッペレから三行半を突き付けられる事で普及が阻害される恐れは有りますね。
いえ、Thunderbolt 2に対応したディスプレイはありますよ!
Thunderbolt対応製品の多くはHDDやSSDなどといったストレージ系で、いくら転送速度が速かったとしても、ストレージがその速度に追いついてこなければ意味がありません。現状外部ストレージで最速とされるSSDでも初代Thunderboltで十分すぎる転送速度ですから、Thunderbolt 2に対応した製品が少ないのは納得のできる部分でもあります。
やっぱりThunderboltで威力を発揮するものは、ディスプレイやGPUのような、転送速度(帯域)がネックになりそうな製品ですかね!
失礼致しました。
以前レビューラッシュ(笑)で取り上げられていた、これですよね?
【レビュー】超広大な作業領域を得られる曲面ディスプレイ『LG 34UC97-S』 - Moxbit
http://www.moxbit.com/2015/09/review-lg-34uc97s.html
Thunderbolt 周辺機器の例に漏れず凄まじい価格なだけに、やっぱりアポー先輩が羨ましいです。
ちなみに、Thunderbolt 3 の DisplayPort Alt Mode はネイティブ 5K 対応の DisplayPort 1.3 では無く、DisplayPort 1.2 x 2 系統と云う紳士という名の変t・・・もとい変則的な構成になっている模様です。
つまり、これを額面通りに受け取れば、Mac 側は Thunderbolt 3 対応の USB Type-C 出力一本で済んでも、ディスプレイ側は 2 系統の入力端子に繋ぐ必要が有るかも知れず、その場合でも更に他の機器をデイジーチェーンで繋げられるのかどうかは分かりません。
後、Thunderbolt Display についてですが、まだ情報が錯綜している様で、Unofficial な所では「これは新モデル生産開始に伴う措置」と見る所と「後継製品無しの完全終了、今後はサードに丸投げ」と見る所で分かれていますが、今の所アッペレはサードパーティ製品の購入を推奨するのみで後継製品の話は一切していない為、今の所は後者の見解である事が濃厚の様です。
>Thunderbolt 2では最大20Gbpsであった通信速度も、 >Thunderbolt 3では40Gbpsと、2倍高速化しています。
>つまり Thunderbolt 3では、1秒間に8GBの転送が可能なわけ>です。
8GBではなく5GBでは?
おっと失礼、ありがとうございます。修正しました!
ん〜〜、話の内容が難しすぎて終始よくわかりませんでした(汗)
一応Macを使ってるいるので理解しようと努力はしたのですがなにぶん
PCの用語についてはあまり詳しくないもので…
20なんちゃらとおっしゃっていましたがやはり作業効率を考えると
Thunderboltっていう端子を刺すところ?も使用した方がいいということでしょうか?
残念ながら、Apple は外付けディスプレイビジネスから撤退することになってしまったようですね。Apple Store でも今度発売される「LG UltraFine 5K Display」がその正当な後継ということになりそうです。
実は、そのことで情報を集めようとググっていて、こちらのサイトを知りました。情報だけでなくデザインと見せ方が素晴らしいです。
で、LG のウルトラワイドディスプレイ「LG 34UC97-S」をお使いのようですが(あのレビュー、とても面白かったです)、この「LG UltraFine 5K Display」ってそれを遥かに凌ぐ解像度があるんですね。しかもそんなに高くはない。Apple 以外でも販売されるのかわかりませんが、とても期待しています。新型 MBP を買うなら、ぜひあれもほしいものです。
ちなみに、LG のウルトラワイドディスプレイの2016モデルって、なんと Thunderbolt がついていないんですね! まあ「LG UltraFine 5K Display」が出ることになったいま、それを買えばいいので実害はないんですが、なんとなく残念な思いがします。
今回発表されたLG製の5Kディスプレイは、HiDPI表示を前提としているため、実際の作業領域は『34UC97-S』よりも狭くなっちゃいますね。
Thunderboltの魅力である“デイジーチェーン”は、ディスプレイこそ真価を発揮すると思うので、サードパーティのディスプレイにも搭載してほしいところです…。
え?!そうなんですか? 実は「HiDPI表示」というのを初めて聞いたので、ググってみましたが、いまひとつピンとこず………。
具体的にどんなふうになるのか、お時間のあるときに教えていただけたらうれしいです。