突如リークされた、iOS5搭載の『iPhone4』ホワイトモデルらしき動画の検証をしてみた
10流出した『iPhone4』のホワイトモデルらしき動画の検証をしてみました。
流出した『iPhone4』のホワイトモデルらしき動画の検証をしてみました。
日本では昨日、ある動画が各ブログメディアで次々と取り上げられました。その動画は、『iOS5』を搭載した『iPhone4』のホワイトモデルを実際に触ってレビューしているというもの。『iPhone』に搭載されているOSは『iOS(アイオーエス)』と言い、執筆時現在の最新OSは『iOS4』です。Appleは新製品についての情報は一切公表せず、発表会の場でいきなり公表するという方針をとってきています。そのため次期iOSの『iOS5』を一般人が入手できる可能性はほとんどありません。
また4世代目の『iPhone』となる『iPhone4』は、発売当初、ブラックモデルとホワイトモデル2色の販売を予定していましたが、様々な原因によりホワイトモデルだけ販売延期になり、発表から1年近く経つ今も販売の目処が立っていません。
そんな『iPhone4』のホワイトモデルと、『iOS5』の実機レビュー動画がYoutube上で流出されたというわけです。
そもそも動画という形の真偽を検証すること自体あまりよろしくなく、正確でない可能性も大いに考えられるので参考程度にご覧下さい。この『iPhone』と『iOS』が本物であると言える、根拠となる点を挙げてみます。
ブラックモデルの『iPhone4』を擬似的にホワイトモデルに変えられるシールが販売されていますが、白いホームボタンのシールは付いていないものが多いそうです。
動画ではホームボタンも白色になっていますし、なによりシールを貼ったようには見えません。またホームボタンの縁も白色になっていることから、シールでないことが分かります。もしシールを貼ってある場合、ホームボタンの縁(ボタン周りの側面)は黒色のはずです。
『iPhone』の裏面には容量や製造元等の情報が書かれていますが、動画上でもしっかりと書かれているのを確認できます。
動画を見ればお分かりの通り、容量は64GBのものですが、裏面は“XXGB”となっています。また細かいところまで見ると、カリフォルニアでデザインされたこと、中国で組み立てられたことも書かれており、これは現『iPhone』でも同じです。
発売されている『iPhone4』ブラックモデルと同じ、『Retinaディスプレイ』が使われているのを確認できます。
拡大時の文字などが滑らかなことや、本体を傾けたとき画面がはっきり見える(視野角が広い)ということから、高解像度の『Retinaディスプレイ』を搭載している『iPhone』です。
『iOS5』らしきものには新しいマルチタスクの様子を見られますが、一つ一つのアニメーションが細かいのを確認できます。アプリからマルチタスク画面、ホーム画面からマルチタスク画面のアニメーションの違いや、タスク終了時のアイコンの揺れ、フォルダ作成時のアニメーションはAppleらしい滑らかさです。またポップアップメッセージ表示時に使われている、対象物以外を一時的に暗くする効果がフォルダ作成時にも見られる点から、本物ではないかと思ってしまいました。
次にこの『iPhone』と『iOS』が偽物であると言える、根拠となる点を挙げてみます。
『iOS4』では“電卓”アプリ、『iOS4.2』では“ボイスメモ”アプリのアイコンが変更されたのにもかかわらず動画では、従来のアイコンが使われています。マルチタスクやフォルダ、ホーム画面の壁紙やDockからして、『iOS4』以上であることは確実なのですが、なぜ『iOS3』の電卓アイコンがあるのか気になります。
『iOS』だけでなく、MacOSも統一感があるインターフェースであるのに対し、動画では検索のキャンセルボタンのインターフェースが中途半端です。
角が大きく丸いテキストボックスの隣に、四角いボタンというデザインは中途半端です。そのためMacOSのボタンは角が丸くなっています。また次期MacOSの『MacOS X 10.7 Lion』ではテキストボックスが若干四角くなりましたが、それに伴ってボタンも四角くなっていることから、このような中途半端なインターフェースにはしないはずです。
『iOS5』らしきものでは、どうやらマルチタスク画面が新しくなったようですが、Appleらしくない分かりにくい画面ではないでしょうか。
Appleは、MacOSと『iOS』を似たようなインターフェースにしようと計画しています。『iOS4』でアイコンが反射するDockの導入や、次期MacOSの『MacOS X 10.7 Lion』のタブのインターフェースが『iOS』のON/OFF切り替えボタンのようになったのが良い例です。
『Lion』では『Expose』が改善され、アプリごとにウインドウがまとめられアプリのアイコンが表示されるようになりました。サムネイルだけでは分かりにくいので、アプリのアイコンを表示させたのでしょう。となると、もしAppleがこのようなマルチタスク画面を実装するにしても、それぞれのアプリ画面の左下にアプリのアイコンを表示させると思います。
『iOS3』まではホームボタンのダブルクリックで、音楽の一時停止や再生ができました。『iOS4』ではタスクバーが実装されたため、ダブルクリックで音楽のコントロールはできなくなりましたが、タスクバーを右へスクロールするとコントロールできるボタンが用意されてあります。
この動画では、音楽再生のコントロールボタンが見当たりません。音楽コントロールの物理ボタンが『iPhone』本体にあるわけでもないので、廃止されては非常に不便です。Appleなら廃止することはないでしょう。ホームボタンダブルクリックで全画面のマルチタスク画面になりますが、音楽再生のコントロールボタンはありません。
今の段階では正直なところ、本物とも偽物とも断言できません。ですが、個人的に本物ではないかと思っています。
“JailBreak(脱獄)”をすればこのような事ができるかもしれませんが、あの細かいアニメーションや背景を暗くする効果がAppleらしいと思いました。細かいところまでしっかりと作られているので「脱獄だとしてもここまでやるか」と(笑)
どちらにせよ、使いやすい『iOS』が誕生してくれると良いですね!
マルチタスク画面は確かに不自然ですね。
撮影場所が、地下鉄の駅のホームっぽいのも気になります。
はじめまして
動画見てみましたが、やや不自然な点がありますね。
アプリを起動させた上で動作させてくれれば信憑性があると思うのですが・・・
明らかにアプリを起動した後にすぐホームボタンで消してますよね・・・
しかし、新しいiOSと白が出るなら期待したいです!
どうも、こんにちは。コメントありがとうございます!
アプリ起動直後にホーム画面へ戻るのは、iOS5らしきものにアプリが対応していないか、そもそもサードパーティアプリを動かす必要がない、のどちらかではないでしょうかねぇ…。
話は変わりますが、iPhone4のホワイトを待っている人はまだいるんでしょうか…。
今更ですが、これ脱獄済iPhoneではありませんか?
最近のホワイトカスタムツールはかなり出来の良いもので、香港などでも64GBのiPhoneは確認されています。
ただ、動画内で起動したアプリの名称で、Cydiaで配布されているアプリがありました。
…ということでiOS5発表されましたが結局これが何なのかってことだけ書かせていただきました。
どうも、こんにちは!
たしかに嘘っぽい…というか、iPhone4ホワイトを購入した僕としては明らかに偽物ではないかと思っています。
・本物のiPhone裏面の文字は金属光沢仕様(動画では灰色の刻印)
・本物には容量表記が無い(3GSまではありましたが、4ブラックで消失)
・本物の環境光センサーは黒(動画では銀色)
・本物のカメラ周りには金属のリングがある(動画では無い)
加えて、先日発表されたiOS5からして、偽物でしたねー。
僕自身、過去に脱獄していた物のそう長くないので、itestさんのおっしゃる「Cydiaで配布されているアプリ」というのは分かりませんでしたが、脱獄したような雰囲気は感じ取られました。
結局このiPhone、iOSは「良くできた偽物」ってことでしょうねー…。いやー、OSはまだしも、本体はかなり本物に近くてびっくりですね!
普通に、ホワイト化できるバックパネルとか売っています。
きっとそれを用いたのではないでしょうか??
コメントありがとうございます。
iPhone4ホワイトキットは各国で販売されていますね。
iPhone4では裏面の容量表記が消えているのにも関わらず、動画のiPhoneではわざわざ表記されていました。
より本物っぽさをアピールスためにわざわざ刻印したのかな?なんて思ったりもしますね。
まぁ結局は偽物だったわけですが…
そういえばiPhone iPadは脱獄されないんですか?
僕は初代iPadを脱獄しちゃいましたw
最近の『iOS』の完成度と僕の使用状況から、脱獄の必要性があまり感じなくなってきたので、脱獄はしていませんねぇ〜。
というか、そもそも僕の持ってるデバイスは脱獄に対応していません(汗
本日ホワイト買ってしまいました!
本当に懐かしい