【レビュー】良くも悪くも従来のiPhoneと似て非なるフラグシップiPhone『iPhone X』
44『iPhone X』を使ってから3ヶ月経過したので、レビューしてみます。
『iPhone X』を使ってから3ヶ月経過したので、レビューしてみます。
今回ご紹介する『iPhone X(—テン)』は、Appleによる最新のフラグシップモデルのiPhoneです。
日本では販売されていない初代iPhone『iPhone』は2007年に発売され、その後日本でも発売された第2世代iPhone『iPhone 3G』、『iPhone 3GS』、『iPhone 4』、『iPhone 4S』、『iPhone 5』…と、2年おきにナンバリングの数値が上がるiPhoneが発売され続けてきました。
『iPhone X』は日本時間2017年09月13日に発表され、同年11月03日に発売されました。昨年は初代iPhoneの発売から10周年となる年で、10周年を記念したモデルが『iPhone X』となります。この“X”は、ローマ数字の“10”から取られています。
Appleの情報を日頃から追いかけている僕ですが、もちろん『iPhone X』を発売日に購入しています。あれから3ヶ月経過したので『iPhone X』のレビューをしてみたいと思います。
ただ、発売から数ヶ月経過していることもあって、インターネット上にはたくさんのレビュー記事が掲載されています。今さら単純なレビューをしても面白くないため、『iPhone X』のどこがどう変わったかを詳しく述べるのではなく、『iPhone X』の変更点から“Appleが描こうとしている未来”や変遷もあわせて述べていきたいと思います。
それでは早速開封していきましょう。化粧箱のデザインは従来と変わりなく、『iPhone 6』から採用された、製品の形に合わせたエンボス加工も健在です。
『iPhone X』にはシルバーとスペースグレイの2種類のカラーモデルが存在し、更にそれぞれ 64GB か 256GB のストレージを搭載したモデルを選択できます。
今回僕が購入したモデルは、スペースグレイの 256GB モデル。正直 128GB モデルがあればそれで良かったのですが、64GB と 256GB という両極端なモデルしか用意されなかったため、大きい容量の 256GB をチョイスしました。この極端なラインナップがAppleらしいですね。
また、僕は以前からずっと「Apple製品はすべてシルバーで揃えるぞ!統一感を優先するぞ!」と発言していましたが、今回は手元の『Apple Watch』との統一感を揃えたかったため、あえてスペースグレイをチョイスしてみました。
化粧箱を覆うフィルムを剥がしていきます。
『iPhone 6s』までのiPhoneのフィルムは、カッターか爪で切り込みを入れないと開封しづらい設計でしたが、『iPhone 7』の化粧箱からは緑色の矢印に沿って剥がせるようになりました。ちなみに、この機構を初めて採用したApple製品の化粧箱は『Apple Watch』だったと思います。
“化粧箱のフタを開けると真っ先に見えるのが製品本体”という、購入後も効用を高める構造を徹底しているところがAppleの美学—。そんな時代は終わりました。
『iPhone 7』登場以来、化粧箱を開けても製品より先に“Designed by Apple in California”と書かれた書類が見えるような構造に変更されました。
Appleは本社を構えるカリフォルニアを、テクノロジーとデザインの街として宣伝するかのような活動を行うことが多く、このような化粧箱の変更はこれらの活動の一環であると僕は考えています。
書類が入ったケースを取り外すと、透明なフィルムに覆われた本体が見えました。
本体を覆うフィルムのつまみを持ち上げると…
従来通り、電源アダプタやイヤフォンなどの付属品が本体下に収納されていました。
ちなみに、付属しているイヤフォンは『EarPods』です。2012年に『iPhone 5』と同時に発表され、『iPhone 5』では付属イヤフォンとして初めて採用されたものです。
2016年に発表・発売されたApple製完全ワイヤレスイヤフォン『AirPods』は、『EarPods』のデザインからケーブルを取り除いたデザインに見えますが、実際には微妙にデザインが異なります。
手元の『AirPods』と比較した写真が上の通り。
『EarPods』の下には、さらにLightningケーブルが収納されています。
このLightningケーブルですが、いまだにUSB 2.0を採用し続けています。
iPhoneのストレージや写真・アプリ1つあたりの容量増加を考えると、「より転送速度の速いUSB 3.0を採用するべきだ」と長年思っていました。しかし近年のAppleによるワイヤレス推進主義を見る限り、USB 3.0採用のケーブルを搭載させるよりもケーブルそのものを付属しない、ワイヤレスを強制化する時代の方が早くくるのではと思っています。
現に『MacBook』においてはUSBポート以外のポートを一切搭載せず、『iPhone 7』ではイヤフォンジャックを廃止し、『iPhone 8』及びこの『iPhone 8』ではワイヤレス充電に対応するようになりました。おそらく今年か来年に登場するiPhoneは、そもそもケーブルを接続するポートすら用意しないと思っています。
書類が収められたケースの中には、AppleロゴステッカーとSIMピン、そして恒例の“Hello”と書かれた紙が入っています。
『iPhone X』ではホームボタンが廃止され、その代わりに“ホームバー”と呼ばれるバーが画面下部に表示されるようになりました。このバーを起点に、スワイプジェスチャーを駆使することによって様々な操作が行えます。
ホームボタンの場合はただクリックするだけで問題なかったものが、ホームバーでは上や横方向にスワイプする必要があるため、今までのiPhoneにあった「何となく操作するだけで、やりたいことが実現できる」という特徴が失われました。
「ホームバーの操作方法なんて、初見で分かる人がいるのだろうか?」と思っていましたが、『iPhone X』にはiPhone初となる丁寧な操作方法の説明書が付属しています。
今までのiPhoneにはボタン名などが記述された名称の説明書こそあったものの、操作方法の説明書の付属はiPhone史上初めてです。
『iPhone X』の前面(スクリーン面)がこちら。
先述の通り『iPhone X』ではホームボタンが廃止されたため、前面には1つもボタン類が存在しない、極めてシンプルなデザインになりました。
前面の外観をぱっと見ただけでは分からない進化ポイントとして、ディスプレイとフロントカメラ性能の向上が挙げられます。
『Apple Watch』や『Touch Bar』に続いて、有機ELが採用された『iPhone X』のディスプレイは1,000,000:1のコントラスト比を持ちます。『iPhone 8』のコントラスト比は1,400:1であるため、『iPhone X』では白がより真っ白に、黒がより真っ黒にクッキリと表示されます。
僕は今までスマートフォンのディスプレイのコントラスト比に興味がなかったわけですが、いざ『iPhone X』のディスプレイに慣れてしまうと、他のiPhoneのディスプレイを見たときに明らかにくすんで見えるようになってしまいました。慣れとは怖いもの…。
ただ人によっては、このコントラストの高さが目への大きな負担になることがあるため注意が必要です。
『iPhone X』の背面を見てみます。
『iPhone 4』で人気だったガラスのデザインが、『iPhone X』で再び復活しました(同時に発表された『iPhone 8』でも採用)。
僕はアルミニウム筐体の『iPhone 5』のデザインが一番好みなのですが、どうやら世間的には『iPhone 4』のデザインを好む人が多いようなので、この素材変更が嬉しいポイントになる人も多いかと思います。
ガラス素材が復活した理由はデザイン面だけでなく、ワイヤレス充電にも関係しています。
『iPhone X』及び『iPhone 8』は新たにQiというワイヤレス充電規格に対応したため、Qi対応の充電マットの上にiPhoneを置くだけで、自動的に充電することができるようになりました。
今までのアルミニウム筐体は、本体素材を介したワイヤレス充電を行うことができませんでした。ワイヤレス充電を実現させるためにも、これらの新しいiPhoneはガラスを採用したものだと思われます。
『iPhone X』及び『iPhone 8』の背面でもう1つ特筆するべき箇所は、“iPhone”の刻印部分でしょう。今までのiPhoneは使用している技術の規約的に、この刻印部分に技術使用の認可を表示する必要がありました。
しかし規約の改正などによって、それらの表示をソフトウェア(ディスプレイ)上に表示することが可能に。
そもそもなぜiPhone 7 / Plusには「総務省指定 MIC/KS」と刻印されていたのでしょうか。
その理由はFeliCaにあります。iPhone 7 / PlusがFeliCaに対応したことで、電波法が定めるところの「高周波利用設備」の「誘導式読み書き通信設備」に該当するように。このため、当時の制度では本体表面の見やすい箇所に「総務省指定 第X号」「MIC/KS」と表示することが求められました。
iPhone 8 / Plusも引き続きFeliCaに対応します。にもかかわらず、なぜ「総務省指定」の刻印がないのでしょうか。その理由は2017年4月17日付けで告示された、電波法施行規則の改正にあります。
加えて、Appleが“Designed by Apple in California”の表示をやめたことによって、背面の刻印は“iPhone”だけになる…という極めてシンプルなデザインを実現することができたようです。
『iPhone X』の側面を見てみましょう。
『iPhone 4』から側面に設置されたSIMカードスロットも、『iPhone 6』から側面に設置されたスリープボタンも健在です。
『iPhone X』は前面と背面こそガラス素材を採用しているものの、側面はステンレススチールを採用しています(『iPhone 8』はアルミニウム)。
ステンレススチールはアルミニウムと同様に、電波に影響を与えうる金属であるため、『iPhone 4s』から登場した両側面上下にある線状アンテナも引き続き採用されています。
『iPhone X』の側面に設置されているボタンは、従来のiPhoneとまったく同じです。新たに追加されたボタンも廃止されたボタンもありません。
今までのiPhoneにも言えることですが、Appleが用意するカラーモデルの塗装(もしくはその色の素材の利用)は徹底しており、黒色のモデルであればポートの内部まで黒く塗装するというもの。
今回の『iPhone X』でもその徹底ぶりは健在で、マナーモード切り替えスイッチの背景も黒色に塗装されていることが見て分かります。
側面に関して、従来のiPhoneとの唯一の違いは“スリープボタンの長さ”が挙げられます。
本体サイズは『iPhone 8 Plus』よりも小さいのに対し、スリープボタンは『iPhone 8 Plus』の2倍ほどの長さを持ちます。微妙な違いではありますが、とてもボタンが押しやすくなりました。
また、名称の変更点として『iPhone X』のスリープボタンは“サイドボタン”と呼ばれるようになった点が挙げられます。『Apple Watch』の側面に位置するボタンは、初代から“サイドボタン”と呼ばれていたので、それに合わせる形になりました。
この“スリープボタン”から“サイドボタン”という名称変更から、Appleは将来的にこのボタンに他の役割を与える可能性があります。
近年のApple製品を見ると、電源のいらない…まるでアナログ製品のような感覚でデジタル製品を使えるように努力しています。その1つとして、“ユーザに電源のオンオフを意識させない”点が挙げられます。
古くからあるMacBookは、ディスプレイを閉じればスリープ、開ければ使える状態になります。『Touch Bar』を搭載する新しい『MacBook Pro』には、そもそも電源ボタンすら搭載されていません(『Touch ID』の部分が実質電源ボタンを兼ねていますが)。
iPodやiPhone、そしてiPadはスリープボタンこそあるものの、シャットダウンを必要としない設計になっています。またiOS 10からは、自らスリープボタンを押さなくともiPhone本体を持ち上げるだけで画面が点灯するようになりました。
これらの歴史からiPhoneやその他のApple製品は、いずれ電源ボタンを搭載しない…もっと現実的な言い方をすれば電源のオンオフしか担わないボタンを搭載しなくなることは明らかです。
iPhoneをスリープするには、まだスリープボタンを押す必要がありますが、『iPhone X』の“スリープボタン”という名称から、今年に登場するであろうiOSからは端末をポケットに入れるだけでスリープするような仕様になる可能性が高いです。
『iPhone X』は従来のiPhoneから大きくハードウェア設計が変わっており、従来には存在しないパーツもいくつか搭載しています。そんな『iPhone X』の薄さや重量を過去のiPhoneと比較してみます(廉価版となる一部のモデルは除外)。
モデル | 薄さ(mm) | 重量(g) |
---|---|---|
初代 | 11.6 | 135 |
3G | 12.3 | 133 |
3GS | 12.3 | 135 |
4 | 9.3 | 137 |
4S | 9.3 | 140 |
5 | 7.6 | 112 |
5s | 7.6 | 112 |
6 | 6.9 | 129 |
6 Plus | 7.1 | 172 |
6s | 7.1 | 143 |
6s Plus | 7.3 | 192 |
7 | 7.1 | 138 |
7 Plus | 7.3 | 188 |
8 | 7.3 | 148 |
8 Plus | 7.5 | 202 |
X | 7.7 | 174 |
日本でスマートフォンが本格的に普及した2010年前後は、スマートフォン市場で軽量化と薄型化争いが活発でした。『iPhone 4』は“世界最薄”として打ち出されていますし、『iPhone 6』は“史上最薄のiPhone”として発表されています。
しかし近年のスマートフォンの薄さは技術的な理由から頭打ち状態で、正直どこも大して変わらない重量や薄さを持っています。
Appleとしても『iPhone 6』以降は薄さにあまりこだわりを持っておらず、現に『iPhone X』は2012年に発売された『iPhone 5』よりも分厚い仕様になっています。また重量に関しては、『iPhone X』よりもサイズの大きい『iPhone 6 Plus』とほぼ同じ。これは『iPhone 7』よりも 40g ほど重くなったことになります。
前世代からの重量増加は、やはりアルミニウムからガラスへ素材を変えたことが大きいでしょう。同じくガラスを採用した大型iPhone『iPhone 8 Plus』は、iPhone史上最も重い端末となっています。
『iPhone X』を購入しようか悩んでいる人が知りたいであろう情報の1つに、そのサイズ感があると思います。そこで、手元にあった4.7インチの『iPhone 7』と5.5インチの『iPhone 8 Plus』と比較してみたいと思います。
縦幅に関しては、4.7インチとそこまで大差ありません。
5.5インチの縦幅と比較すると、さすがに大きな差があることが分かります。
横幅の公称値比較は、以下の通り。
項目 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone X |
---|---|---|---|
縦幅(mm) | 138.4 | 158.4 | 143.6 |
横幅に関しては、4.7インチとほとんど差がありません。手で握る感覚では、誤差と言っても良いほどです。
横幅の公称値比較は、以下の通り。
項目 | iPhone 8 | iPhone 8 Plus | iPhone X |
---|---|---|---|
横幅(mm) | 67.3 | 78.1 | 70.9 |
『iPhone X』を購入する前は「4.7インチと5.5インチiPhoneのちょうど中間サイズなのではないか」なんて予想していましたが、実際には4.7インチiPhoneを基準に一回りおおきくした端末です。
「5.5インチiPhoneのカメラ性能が欲しいけど、5.5インチほど大きい端末はいらない…」という人にとっては、まさにちょうど良いサイズ感だと思います。
『iPhone X』の一番の特徴でもあり魅力的な部分はその画面サイズ。本体サイズは4.7インチよりも一回り大きい程度ですが、画面サイズ…描画領域は5.5インチとほとんど変わらないほどの広さを持ちます。特に、従来のiPhoneに存在したホームボタンとフロントカメラ周辺のパネルが取っ払われた『iPhone X』の場合、体感的には5.5インチ端末よりも広い画面なのではないかという感覚すら覚えます。
『iPhone X』には賛否両論あり、そのうちの1つが画面上部のノッチ(切り欠き)部分です。デザインや製品の品質に異常なほどこだわりを持つAppleですら、フロントカメラ周辺をディスプレイにすることができず、妥協せざるを得なかった部分とも言えるでしょう。
僕もエンジニアではあるため、このフロントカメラをディスプレイに埋め込むことがいかに困難か…というより現代の技術的に不可能であることは容易に想像できますが、「Appleなら何とかするのだろう」という希望もあったため、少し残念な印象を抱いています。
ただ、いざ毎日『iPhone X』を使ってみると、このノッチへの不満はまったくありません。もちろんノッチのない方がスタイリッシュではありますが、デザイン的にも不満を抱くようなものではないでしょう。
また毎日『iPhone X』の広大な画面領域に触れていると、従来のiPhoneを一時的に使うとなったときに「画面狭っ!」と、いかに今までの画面領域が広大だったかを痛感させられます。
僕の知人の中で『iPhone X』を持っている人はそこそこいますが、彼らの中で「ノッチがイヤだ」と言っている人を1人も見たことがありません。おそらく、ノッチに対して不満を抱いている人の多くは、『iPhone X』を所持していないユーザだと思います。
以前『iPhone X』について語ったときにも述べたとおり、僕が『iPhone X』に最も期待していた部分はカメラです。今まで5.5インチの大型iPhoneでしか搭載されていなかったデュアルレンズが『iPhone X』には搭載されているため、背景をぼかして撮影できる“ポートレート撮影”を扱えます。
『iPhone 8 Plus』までのデュアルレンズはフラッシュ用LEDを挟んだ横並びの配置でしたが、『iPhone X』では縦並びになりました。これが撮影にどのような影響を与えているかは、正直分かりませんでした。
『iPhone X』のカメラレンズ性能自体は『iPhone 8 Plus』とほとんど変わりありません。唯一異なる点は、デュアルレンズのうちの1つ…望遠レンズの明るさがf2.4になった部分でしょうか。『8 Plus』の望遠レンズはf2.8だったため、ずいぶん明るく撮影できるようになりました。
ここで、『iPhone X』と標準カメラアプリで撮影した写真をいくつかご紹介しましょう。これから紹介する写真は、撮影して保存された写真からクロップ以外、一切加工を施していないものです。良くも悪くも、『iPhone X』のカメラ性能が見られるのではないでしょうか。
クリスマスシーズンの東京・表参道のイルミネーション。夜景でも、ここまで明るく撮影できます。
ポートレート撮影で撮影した海鮮丼。しらすの白さと大葉の緑、赤身の赤さが際立ちます。
雪が積もった街。遠くの山まで鮮明に撮影できています。
ロールキャベツの料理風景をポートレート撮影で撮影。
名古屋のイルミネーション。歩行する人こそブレが生じていますが、木々がそこまでブレていないことから、あまりシャッタースピードを落とさずに撮影できていることが分かります。
おせちをポートレート撮影で撮影。料理写真とポートレート撮影は映えますね。
スキー場での昼食の様子をポートレート撮影で撮影。残念ながら写真左側の文字にボケ処理がかかってしまいました。ポートレート撮影によるボケはソフトウェアで処理されているため、ソフトウェアアップデートで今後の精度向上に期待したいところ。
それでは総評といきましょう。
『iPhone X』の評価できる点は、以下の通り。
記事中では触れなかった『iPhone X』のパフォーマンスですが、最新のApple製プロセッサ『A11 Bionic』の搭載と3GBのメモリ容量を備えることで、すべてがサクサク動きます。しかしながら、最新3Dゲームをプレイしない限り、このパフォーマンスの高さを実感できる部分は少ないでしょう。
一部のユーザは「これ以上性能が上がっても、大半のユーザには無意味でしょ」と思う人もいるかもしれません。しかし、スマートフォンの高性能化には少なくとも2つの利点があります。
1つは駆動時間の向上です。現代において“プロセッサの性能向上”は、処理性能だけでなく省電力性能の向上も含まれるため、少ない電力で様々な処理をこなせるようになることを意味します。もう1つは、本記事で散々褒めたカメラなどの演算処理性能の向上です。例えば背景をぼかすポートレート撮影は、デュアルレンズだけでなくプロセッサによる画像処理が必要となります。こういったゲーム以外でも、画像に関係する処理は他にも存在するため、ユーザは知らず知らずのうちに高性能のプロセッサによる恩恵を受けているわけです。
したがって、パフォーマンス向上と無関係に思えるライトユーザであっても、パフォーマンスの向上は素直に喜べる部分です。
ディスプレイの画質に関しては、これ以上語ることもないでしょう。1,000,000:1のコントラスト比を誇る有機ELの搭載、通常のディスプレイよりも3倍の密度を持つSuper Retinaディスプレイの採用、そしてホームボタンやインカメラ部分のパネルを取り払ったことによる広大な画面領域は、まさに“使ってみなければ分からない”利点です。
『iPhone X』に触れた後に今までのiPhoneに触れると、急に古い端末に思えてしまうような錯覚を与えるほど、強力で大きな特徴だと思います。
パフォーマンス同様、記事では深く触れることのなかった『Face ID』ですが、iPhoneの使い方によって最も評価が分かれる部分だと思います。
双子や一部の兄弟は顔認証を突破できてしまったようですが、一般消費者向けの製品としては十分すぎるセキュリティ性能だと思っているため、僕はそこに不満を抱いていません。サングラスやマスクをしない限り、通常の使い方では登録した自分の顔が認識されないこともほぼなく、認識精度もかなり高いと感じています。
一方で、サングラスやマスクを着用することが多い人にとっては不便極まりない認証方法を強いられるため、そこだけで「『iPhone X』はまったく使い物にならない」と評価することもうなずけます。
ホームボタンの代わりに用意されたホームバーは、慣れると非常に便利な機能です。
今までアプリ(タスク)の切り替えを行うには、ホームボタンをダブルクリックしてアプリを選択するか、画面左端を強く押し込みながら右スワイプする必要がありました。ホームバーのある『iPhone X』では、ホームバーを左右にスワイプするだけでアプリを切り替えられるため、アプリ間を移動することが多い人にとっては非常に便利な機能でしょう。
一方で、“慣れると便利”ということは“直感的でなくなった”ということでもあるため、Appleのアイデンティティが失われた製品に変わりありません。
最後にカメラに関してですが…僕が以前記述した記事通り、一番の魅力はカメラでした。
このサイズで“デュアルレンズの搭載”、“ポートレート撮影に対応した”というだけで、カメラを利用する頻度も圧倒的に変わりました。一眼レフで撮影するときに常に意識しなければならないシャッタースピードやISO感度、絞りなどはすべて不要です。自分好みの画角を決め、用意されたフィルタを選び、撮影ボタンを押すだけで、それっぽい写真を簡単に撮ることができます。まさに夢のような端末です。
『iPhone X』のカメラと言えば、フロントカメラの『TrueDepthカメラ』が特徴的なポイントとして挙げられます。技術的には一番エンジニアが苦労したであろう部分ですが、正直これ単体による恩恵は感じられませんでした。
『iMessage』で使える“アニ文字”は、『TrueDepth』カメラの恩恵を直接受けることができるため、アニ文字を使用している人にとっては重宝するものなのかもしれません。ちなみにあまり意識することはありませんが、『Face ID』は『TrueDepthカメラ』あっての機能だったりします。
ワイヤレス充電に対応した点も『iPhone X』の特徴ではありますが、有線で充電するよりも何倍も時間がかかるという点から、結局ワイヤレス充電を使っていない状態です。僕にとっては、あまりメリットになりませんでした。
対して、『iPhone X』のマイナスポイントは以下の通り。
『iPhone X』はその価格設定の高さ故に、なかなか手を出しづらい製品です。ここまで手を出しづらいiPhoneは初めてなのではないでしょうか。『iPhone X』を買うお金で、Macを買えてしまいますからね。
「もう少し安くしても良かったのでは」と思う反面、逆にこの価格の高さが『iPhone X』に更なる特別感を与えてくれるため、「98,000円〜が妥当かな」と思ったりもしています。
僕が最も不満を抱いた部分は『Touch ID』の廃止です。『Face ID』に文句はありません。素晴らしい機能だと思います。ただ、『Touch ID』が欲しい場面が時々でてきます。
例えば冬…ちょうど今の時期は風邪や風邪予防のためにマスクをすることがありますが、マスクをしてしまうと顔が認識されないため、パスコードを手で入力しなければいけません。そういったときに「『Touch ID』があればなあ」と何度思ったことか…。
総評としては、無理して買うものではないが、カメラか画面の広大さに惹かれたら間違いなく“買い”です。
Macを買えてしまう価格設定なので、「本当にMacを我慢してまで買うべきものなのか」と一瞬でも考えた人は、『iPhone X』を購入するべきではないでしょう。
そもそもプレミアムな位置づけのiPhoneであるため、お金に余裕がない人が所持したところで、あまり幸福感は得られないはず。『iPhone X』でしかできないことは、ほとんどないからです。
一方で「値段なんかどうでも良い、高性能なカメラを搭載した小型iPhoneが欲しい」といった人は、買うべき端末とも言えるでしょう。お金に余裕があり、カメラ性能や画面の広さに惹かれた人は、まず買ってから後悔することはありません。
今までの4.7インチiPhoneの大きさに慣れていれば、『iPhone X』の大きさに不満を抱くことはないでしょう。最も問題になりやすい点は『Face ID』が自分のライフスタイルとマッチするかどうかなので、そこは購入前に注意しておくべき点であることをお伝えしておきます。
『iPhone X』は、Apple Online Store にて 112,800円(税別)で販売されています。10周年モデルであることを考えれば、『iPhone X』という名称は二度と使われないはずなので、AppleファンやiPhoneマニアの人は、漏れなく買っておきましょう!
Appleの幹部は「『iPhone X』は、今後数年間のソフトウェアアップデートで劇的に進化する」と述べているので、今後どのような機能が追加されて『iPhone X』の魅力が増すのかが、楽しみですね。
人によっては『iPhone X』が選択肢から外れてしまうかもしれませんが、今後登場するiPhoneには『iPhone X』で新たに搭載された要素を継承する可能性が高いので、iPhoneそのものに興味がある人は『iPhone X』について調べてみると面白いと思います。
記事書くのお疲れ様です
iPhone Xのレビュー待ってましたー
説明書がついてるのはいいですね。
私はiPhone Xはそこまで嫌いではないですが、操作方法が難しいところがちょっと気になります それでも手が小さくても画面が大きいことやデザインがいいのでiPhone Xは好きです
こんにちは!
まあ説明書がついたということは「説明書なしでは操作方法が分からないiPhoneになった」とも言えるので、僕はガッカリしています。僕も含めて、ITリテラシーの高い人にとっては便利になったホームバーですが、ITリテラシーの低い人でも直感的に扱えるところがApple製品の特徴だったので、ちょっと残念ですね。
記事のアップお疲れ様です^_^
最初の「過去のiPhoneの名称は発売当時の名称です」に愛を感じます。
Apple Watchとの統一感と聞いて、Apple Watchってシルバーステンレスだったはず…と思ったのですが、ジャガアポーさんお気に入りのバンドが黒だったことを忘れていました。最後の画像は格好いい…と感動するレベルです!
そして、やはりiPhone Xは歴代最高のカメラであると感じるほど写真が綺麗です。
iPhone Xはホームバー前提の操作方法ですが、僕はソフトウェアによる無限の可能性があるとも考えています。これからが楽しみです!
記事を読んでいて気づいたのですが、
『この画面の広さは唯一無二…』の辺りの画像(7,8 Plus,Xを真上から撮影した画像)の説明で"iPhone 8 Plus"が"iPhone Plus"になっていました。
あと、付属のイヤホンの説明で「付属しているイヤフォンはワイヤレスの『EarPods』です。」となっていますが、iPhone X付属のEarPodsはワイヤレスではなかったはずです。
こんにちは!
記事中にも書いたとおり、『iPhone X』のカメラはとても満足できるものです。iOSにこだわらなければ、より性能の高いカメラを搭載したスマートフォンもあるかもしれませんが、Appleファンとしては“カメラ性能の高いiPhone”がベストなんですよね〜。
『EarPods』の説明文が『AirPods』とごっちゃになっていましたね(汗)修正しておきました、ご報告ありがとうございます!
修正お疲れ様です。
ただ、画面サイズの辺りの画像の説明文が『iPhone Plus』になってますよ。
8の抜けが修正されてある…
こんにちは!
最近、『iPhone』を買ってもらえることになったのですが、『iPhone X』は選択肢には無いようで…
『iPhone 8』の64GBか『iPhone 7』のフルスペック(在庫限り)の二択となってます。学生は『iPhone 8』と『iPhone 7 (Plus)』のどっちが向いているでしょうか?
『iPhone X』いいなぁ〜シルバーのステンレス綺麗だな〜
初心者の私としては iPhone 8ですかね サイズも小さいですし重量も軽いので でもプロはどっちを選ぶんでしょうか 気になります
久しぶりです、、、
おそらく、 プロはiPhoneXを選びます。
8PLUSはカメラの写真を広角で撮ります。
まとめてみると
iPhone8は初心者
iPhone8PLUSは写真をXよりよく撮る人
iPhoneXは最新の技術を使いたい人
向けです。
iPhone Xのレビュー待ってました!
SEの後継機待ちなので見送りましたが気にしてはいるのでありがたいです。
説明書がついてる辺りに直感的を重視してたAppleというかiPhoneの良さが・・・という気がしないでもないですね。
ノッチに関して気になるのは動画を見る際の違和感なんですよね。
個人的に電車や寝る前のベッドで動画を見ることがよくあるので、黒帯が出る状態で見ると表示領域より画面が狭くなることが、どれだけ気になるのかという点が気になります。
あとはやっぱり顔認証がスマートフォンに適した認証方式と思えないのでどうなのかなとはかなり思ってしまいますね。
PCだと使用時の姿勢が一定だから顔認証は最適だと思うのですが。
こんにちは!
スマートフォンの認証方法として何がベストかは、議論の余地がありそうですね。ただAppleとしては“認証していることを意識させない”ことに注力しているので、今回の『Face ID』も、ユーザは認証のための動作を必要としないつくりになっています。
まあでも、多くの人は『Touch ID』の方が重宝するかもしれませんが…。
iPhoneシリーズのフルモデルチェンジが行われる先行概念実証機みたいな捉え方をしてるから
直ぐに旧式化しそうで怖いなぁ
4月にiPhoneを買いたいんだけど…
USB-Cの採用待ちしたいなぁ
『iPhone X』は完全に挑戦的な製品ですよね。
今までのApple製品も、新しい製品の度に実験的な機能を搭載してきましたが、徐々に徐々に搭載してきたので、「これは実験的な機能だな」と気付いた人も多くないかもしれません。
多少緩やかになったとはいえ、スマートフォンの急成長具合はまだまだ落ち着きそうにないので、「欲しいときが買い換えどき」は今後数年も通用しそうです。
USB-Cはまだまだ普及できてない。そもそもライトニングがUSB-Cより小さい。
デザイン的にもダメ。ライトニングはApple独自企画だからそっちの方が儲かる。
(独自企画で成功することは少ないが。)Appleの目指している小型化にそぐわない。
MacBookに搭載したのは仕方なかったこと。
自分にとっては、Touch IDよりFace IDの方が便利だと思います。乾燥肌なので、朝などにTouch IDが反応しない事が時々あります。
カメラの出っ張りはなくなってほしいです。気になってしまいます。
とは言っても、結局はカバーを付けるので、どっちでもいいのですが...。
私の場合手汗のせいで反応しづらいので face IDはいいと思います
解除スピードも遅くないらしいので
『Face ID』の認証スピードは初代『Touch ID』と『Touch ID 2』の中間くらいのスピードですね。『Touch ID 2』から乗り換えた身でも、認証スピードに不満を抱いたことはありません。
カメラの出っ張り…、『iPhone 6』が登場してから2年くらい「出っ張りが許せない!」なんて言っていた時代もありましたが、今となっては気にせずに受け入れてしまっている自分がいる…。
とても読み応えのある記事でした
ノッチの是非は生存者バイアスというか、ノッチが嫌で購入を踏みとどまっているユーザが多くて、結果として気にならないという使用者ばかりなのではと思っています
こんにちは。
まあ、インカメラ部分も完全に液晶になった方が良いとは思うものの、「そこまで嫌う必要あるかなあ」というところが、使用者としての感想ですね〜。
こんにちは!
iPhone Xはホームボタンにあった機能を、ホームバーと各物理ボタンに割り振っているので、少し困惑しました。
サイドボタン+ボリューム下ボタンでも、スクリーンショットが撮れるといいな、と感じます。
電源オン/オフという概念をAppleがなくそうとしているのは、過去のiPodからも感じられますね!
こんにちは!
そもそものスリープボタンがボリューム操作ボタンの反対側に配置される構造は、僕は『iPhone 6』から否定的でして、スリープしたいときにボリュームボタンを押してしまうことが多々あったのです。
『iPhone X』だとそれがスクリーンショット撮影になったため、間違えてスクリーンショットを撮影することが増えたのも事実…。過去のiPhoneのように、若干距離のある上側にスリープボタンをおいても問題ないと思うんですがねぇ。
ま、もし電源オンオフ概念がなくなったら、このスリープボタンどこにおく議論もなくなりますね!
iPodに「電源」の概念はあります。
「再生」ボタンを長押しで電源を切ることができます。
個人的にはUIの変更が気になります。
いままでホームボタンを押せばよかったモノが下から上にスワイプとなって、従来の売りであった説明書なしでも使えるという強みがどんどん薄れてきたなぁと…
AppleWatchも初見じゃあ説明書なしでは使い方が分からなかったですしね
同じiOS 11でも、ハードウェアによって操作方法が異なる部分は、iOSアプリ開発者の僕から見てもイマイチですね…。
果たして今は今後くる革新的なiPhoneまたはiOSへの過渡期なのか…?
お疲れ様です。レビュー楽しみでした!
カメラの性能も良くてポートレート撮影ってすごいですね〜
おせちも海鮮丼も美味しそうです!
ホームバーですがスクロールの時とフリック入力の時に(んの入力など)間違えてホームに戻ってしまったりしないのか…
そして、バッテリー残量が%で表示できなくてコントロールセンターを表示する操作が片手では難しそうなどネガティブなイメージです…
とはいえ、慣れるものかもしれません。
ちなみにiPadのレビューに写っているMoxbitの壁紙って使ってないんでしょうか?
今さら気がついたんですがホームボタンのあるiPhoneも上にスワイプするとコントロールセンターが表示されますが文字の入力やスクロールの時は表示されなかったです。
iPhone Xもそれは大丈夫そうです。
心配しすぎでした…
ありがとうございます!
『iPhone X』…というより、ポートレート撮影はやっぱり撮影していて楽しいです!プロでない僕らのような人にとって、カメラで一番大事なのは“画質”よりも“楽しさ”だと思っているので、そういう点では100点満点の機能ですね〜。
フリック入力時にホームに戻ってしまう問題ですが、残念ながら『iPhone X』では一部の画面を除き基本的にどのような状態(入力状態)であっても、ホームバーを上にスワイプするとホーム画面に戻ります。
そのため、“ん”キーを上フリック入力しようと間違えて上スワイプすると、ホーム画面に戻ってしまうかもしれませんね…。
Moxbitの壁紙ですが、真っ白な背景だと写真の色調整が大変だったため、今後登場することはないかもしれません…。せっかく作ったのに(汗)
(欲しいな~ moxditの壁紙。)
相変わらず濃い記事で楽しませていただきました。私の周りに3人ほどXの使用者がいますが、その誰もが満足しているようです。端末としての未来感などが非常に魅力的だと思える一方で、かつての「Appleらしさ」の消失が顕著な製品でもあると感じました。これは悲しいことですが、進化であると捉えることもできます。Appleの将来が、より楽しみになりました。Appleから目が離せません:)
こんにちは!
おお〜ポジティブ思考ですね(笑)
賛否両論ある近年のApple製品ですが、Appleが目指しているクオリティや革新性のレベルは変わらないので、僕も期待しておきたいところですね〜。
記事投稿お疲れ様です。
iPhone X に説明書が付属しているなど,あまり直感的とはいえないところを見るとこれが「新しい」Apple なのか…とも思ってしまいます。
改めてスティーブ・ジョブズ氏の偉大さを感じますね……。
レビュー待ってました!!
僕はiPhone X のノッチは全く気にならないのですが、それよりも画面の四隅が丸いのと16:9じゃないところがマイナスポイントですね。今あるHD動画はほぼ100%16:9の比率なのでYouTubeなどをXで見ると周辺に黒い帯ができて4.7inchより小さく感じてしまうんですよね... かと言って拡大したら切れてしまうので... あとはTouch IDの廃止ですね。暗闇やマスクなどでいちいちパスコードを入力しないといけないのは面倒ですしセキュリティー面でも不安です。時期iPhoneには両方搭載して欲しいですね〜
MacBookにもカメラでの認証ができると良いんですが
できましたっけ
Apple Watchかサードパーティのソフトで我慢するしか…
MacにもFace IDがあれば便利そうですね
携帯販売員をしておりますが、Xにされる方の多くはGALAXYなどと迷われており、8にされる方は8か8+かで迷われている方が多いので、Xって昔からのiPhoneユーザーにはあんまり人気がないのでしょうか?
昔はiPhoneユーザーといえば先進消費者やイノベーターを自称してそれに誇りを持たれている方が多かったので、保守的な8に人気が集中したのは皮肉というかなんというか。
ここ数年でiPhoneからGALAXYに乗り換える方が目立ってきたので、新しいもの好きはすでにiPhoneを離れてしまったのかなと寂しく思います。
iPhone Xは操作性が大きく変わった事で今までのiPhoneに慣れている人こそ、8系に集中しているのかもしれません。
初めまして、いつも楽しく読ませて貰ってます。
自分はiPhone6sからの買い替えでした。大きいしホームボタンないのは確かに戸惑いましたけど案外慣れるもんですね。ただついついホームボタン探してる自分がいます(笑)
顔承認に関しては性能これから上がることを期待します。個人的には横になった時でも反応してくれるとありがたいなと、わがままを1つ
AndroidスマホでノッチをつけてiPhone風にするのがブームだとか…
顔が汚いから自撮りしないしこれがスマホの未来ってのは嬉しくないなぁ…
ベゼルは少ないに越したことはないが
あとどうせならイヤホンジャック無くす時にUSB-Cをつけて欲しかった
iPhoneとMacBookでイヤホンを使いまわせないのはちょっと…
「“8”と特別版の“10”を出した今、次期iPhoneの名称は非常に予想しづらくなりましたね…。
個人的な予想だと、iPadのようにナンバリングを廃止して、Macのように発売年でナンバリングするようになると思っています。
『iPhone 2018』といった感じですかねぇ。」
iPhoneXは8とは違い、別のシリーズらしくて、Xシリーズとノーマルシリーズ(僕の予想)に分かれると思います。
(もう3月ですよ・・!)
今週末に出るはずです
iPhone Xもいいですが、ぼく的には今までのiPhoneの形の中に今のOSなどを入れて欲しいです…
iPhone(初代)の中にiOS11見てみたい…
ホームボタン+FaceIDのiphoneが出たら最強