OSXの『アーカイブユーティリティ』を使って、それぞれのフォルダを一括圧縮する方法
4『アーカイブユーティリティ』を使って、複数のフォルダを個別に一括圧縮する方法をご紹介します。
『アーカイブユーティリティ』を使って、複数のフォルダを個別に一括圧縮する方法をご紹介します。
OSXに付属しているアプリは完成度が高く、簡単な処理は付属アプリだけで済んでしまうことが多々あります。
OSX付属のアプリ『アーカイブユーティリティ』は、単にファイルを圧縮したり解凍するだけではありません。今回は『アーカイブユーティリティ』を使って、一括して複数のフォルダをそれぞれ圧縮する方法をご紹介します。
サードパーティ製のファイル解凍アプリを入れていない限り、OSXで圧縮ファイルを開こうとすると自動的に『アーカイブユーティリティ』が起動され、ファイルが解凍されます。しかしファイルの解凍が完了したあと、『アーカイブユーティリティ』は自動的に終了してしまいます。
常に『アーカイブユーティリティ』を起動しておくには、Finderで“アーカイブユーティリティ.app”を起動する必要があります。“アーカイブユーティリティ.app”は以下の場所に置かれています。
Macintosh HD > System > Library > CoreServices > アーカイブユーティリティ.app
起動方法は、いつもと同じようにダブルクリックするだけです。
『アーカイブユーティリティ』を起動すると、Dockに『アーカイブユーティリティ』のアイコンが表示されます。
圧縮したいフォルダを選択し、それらをDock上の『アーカイブユーティリティ』へドラッグアンドドロップします。すると、それぞれのフォルダが圧縮されます。
以上の方法で一括してフォルダを個別圧縮できるわけですが、圧縮後に元のフォルダを自動的に削除する設定をオンにすると便利です。
Dock上の『アーカイブユーティリティ』をクリックして『アーカイブユーティリティ』をアクティブ状態にします。
次にメニューバーのアーカイブユーティリティ
から環境設定
を開きます。
環境設定のアーカイブ後
のプルダウンメニューとしてファイルをゴミ箱に入れる
を選択すると、圧縮後に元のフォルダが自動的に削除されます。
『アーカイブユーティリティ』は“アプリケーション”フォルダになく、先述した“System”フォルダの奥深くに置かれています。いちいちそこまで辿ってアプリを起動するのも面倒くさいものです。『アーカイブユーティリティ』をDockに追加しても良いのですが、そこまで頻繁に使うわけでもないアプリをDockに追加するのはしっくりきません。
そこで『アーカイブユーティリティ』をLaunchpadへ追加しましょう。
“アプリケーション”フォルダに入っているアプリがLaunchpadで表示されるので、この『アーカイブユーティリティ』をLaunchpadへ追加すれば良いわけです。しかし“System”フォルダ内に入っているアプリを移動させると予期せぬ不具合が生じるおそれがあります。また『アーカイブユーティリティ』を“アプリケーション”フォルダにコピーして追加しても、全く同じアプリが複数存在してしまうことになります。
この問題の解決策としては、“アーカイブユーティリティ.app”のエイリアスを“アプリケーション”フォルダに追加することです。
“アーカイブユーティリティ.app”を右クリックし、メニューからエイリアスを作成
を選択します。
作成されたエイリアスを“アプリケーション”フォルダへ追加すると、Launchpadに『アーカイブユーティリティ』が表示されます。
こんばんは。
自分はあまり圧縮等を使う機会は少ないのですがこんな便利なのが隠されていたなんて...まだまだ私の知らない機能がたくさんありそうです(笑)
Apple製品は隠された機能が多いですからねぇ〜。
Apple信者の僕も知らない機能がたくさんあるかもしれません@@
割と普段からたくさんのファイルを圧縮するので、
すごい参考になりました!
標準アプリといえども、なかなか使える機能です。
ぜひ活用してみてください!