【レビュー】第3世代iPadから第4世代iPadに乗り換えた、正直な感想5つ
9第4世代iPadを手に入れたので、果たして第3世代から第4世代へ乗り換える必要があるのかどうかをまとめました。
第4世代iPadを手に入れたので、果たして第3世代から第4世代へ乗り換える必要があるのかどうかをまとめました。
今年の3月に第3世代のiPadが発売され、わずか半年で第4世代のiPadが発売されることになりました。本日11月2日は第4世代のiPadの発売日です。僕は前から予約していたので本日第4世代のiPadを手にすることができました。
僕は初代iPad、第3世代のiPadを持っており、この第3世代のiPadは発表された直後に購入したものです。そこで今回は第3世代と第4世代iPadを比較し、“果たして第3世代から第4世代に乗り換える価値はあるのか”を調べてみました。
第4世代iPadは、第3世代とほとんど形状が一緒です。重さも厚さも、第3世代と全く変わりません。そのため第4世代のiPadを手に入れても、「新しいiPadを手に入れた…!」という実感が全くわきません。言い方を変えれば“つまらない”のです。興奮がありません。
しかし形状が一緒ということは、第3世代用のケースやカバー、液晶保護フィルムを第4世代でも使うことができます。もし僕のように第3世代から第4世代へ乗り換えようとしているならば、わざわざ第3世代用アクセサリを捨て、新しいアクセサリを購入する必要はありません。
“変わらない”ことは「つまらない」「感動しない」という負の印象を受け取ってしまいがちですが、“変わらない良さ”というのも重要なものではないでしょうか。
第3世代iPadまでの接続端子は『Dockケーブル』という、アナログ30ピンを使用した少し大きめのケーブルでした。第4世代iPadに搭載された端子は『Lightningケーブル』で、従来の『Dockケーブル』よりもコンパクトでかさばらない形状となっています。
またこのケーブルは『iPhone5』でも採用されているため、『iPhone5』とiPadを持っている人は『Lightningケーブル』と『Dockケーブル』の両方を用意する必要はなくなります。
しかし僕は『iPhone4』を所持しているため、『Lightningケーブル』と『Dockケーブル』の両方を用意する必要があります。加えて今まで販売されていた直挿し型のスピーカーなど、従来の『Dockコネクタ』を使用するアクセサリは使えなくなってしまいます。
純正品として『Lightningコネクタ』と『Dockコネクタ』を変換する機器も販売されていますが、変換アダプタを交えて接続するとなると、かさばり不恰好になってしまいます。また変換アダプタを使用してもアナログビデオを出力することはできません。完全な互換性があるわけではないのです。
さらには、今までAppleが販売していた『Dockスタンド』ですが、『Lightningコネクタ』の小型化に伴う耐久性問題のせいか、『Lightningスタンド』なるものは販売する予定はないとのことです。
僕は上記のようなアクセサリは使いませんが、『Dockケーブル』との2本持ちをしなければいけないことは、大きなデメリットだと感じています。
第3世代iPadに搭載されていたプロセッサは『A5X』で、第4世代iPadに搭載されたプロセッサは『A6X』です。同じように、『iPhone4S』に搭載されていたプロセッサは『A5』で、『iPhone5』に搭載されたプロセッサは『A6』です。
Appleは今まで、新製品を出す度に新しいプロセッサを搭載し処理速度の高速化をはかってきましたが、プロセッサが新しくなっても「ちょっと早くなった」というのが正直な感想でした。
しかし『A5』→『A6』への性能の向上はとても大きく、ベンチマークスコア(性能を数値化したもの)を見る限り雲泥の差です。
第4世代iPadよりも早く発売された『iPhone5』を触ってみましたが、どんなに荒く扱っても一切カクつくことがなく、
思わず
こんなのiPhoneじゃない…!
って思っちゃいました。
第4世代iPadが『A6X』プロセッサを搭載しても、インターネット上では「第3世代から買い換える必要は一切ない」と言われてきましたが、『iPhone5』のヌルヌルさを体験してしまったからには買い換えるしか選択がありませんでした。
で、実際のところ『A6X』はどうなのかというと、とってつもなくヌルヌル動いてくれます。『i文庫HD』のページめくりエフェクトもヌルヌルですし、『Spotlight』への切り替わりもカクつくことはありません。“カメラ”アプリにいたっては、撮影ボタンを高速連打してもちゃんと連写してくれます。何とかしてカクつかせようと試しましたが、カクつきを見ることはできませんでした。
でも『iPhone5』を触ったときの感動は得られませんでした。そもそも第3世代のiPadで普通に使う分には支障のない性能でしたし、ゲームをしない僕にとってはそこまで性能はいりませんでした。
ただ僕は神経質な方で、ちょっとしたカクつき、それもOS標準の機能でカクついてしまうのにモヤモヤしていました。『A6X』ではその“ちょっとした”カクつきがなくなり、とても気分がスッキリしました。
3Dゲームなど高度なスペックを要求するアプリや、巨大なPDFファイルを扱わない人にとってはプロセッサの体感的な変化は微々たるものでしょう。
コレです、コレコレ。ゲームをしない僕がiPadですることと言えば、ネットサーフィンか電子書籍です。
まずネットワークの接続感度が向上し、通信速度も2倍近く早くなりました。そのためネットサーフィンもサックサック。初代iPadから第2世代への変化の中で、ネットワークの通信速度向上は大きなものでしたが、それに劣らないほど早くなったと体感しています。
また、僕が注文したiPadは 16GB モデルです。『TimeCapsule』内のハードディスクに電子書籍や音楽ファイルを放り込んでおき、iPadから、それらのファイルをその都度ダウンロードして使っています。このダウンロード速度も第3世代では 2.7MBps であったのに対し、第4世代では 4.9MBps まで向上しました。2倍近く早くなっています。
ネットワークに接続されていないiPadは単なる板だと思っている僕にとって、このネットワーク通信速度の向上は素直に喜べる改善だと思います。
見出し通りです。だって『FaceTime』とか使わないですし、『PhotoBooth』も友人と軽く遊ぶとき以外使いませんし…。
以上のことをまとめますと…
上記の3つに当てはまらなかった人は、第4世代へ買い換える必要は全くありません。むしろお金のムダです、ムダ。
もともと「第4世代iPadはマイナーアップデート」って言われており、僕は「『A6X』プロセッサを搭載している時点でメジャーアップデートだろ」って思ってましたが、やっぱり第4世代iPadはマイナーアップデートでした。
でも買い換えて後悔しているかというと、そうでもありません。新しいもの好き、Apple信者ということもありますが、やっぱりちょっとしたカクつきも見られないヌルヌルさと、ネットワークの通信速度にはとても満足しています。
どうしても今、iPadが欲しい人は、第4世代iPadを買っても後悔しないはずです。ただ、アクセサリ周り、とくに『Dockコネクタ』を利用するアクセサリには注意しましょう。
んで、12Wになって充電時間は実測どれほどなのかのレポートもお願いします
前回の記事の時から
一番気になってます
先ほどフル充電時間をはかってみましたが、第3世代iPadとほぼ同じ 5時間〜6時間 です。
バッテリー容量は特に変わっていないので、妥当な数字だと思いますね。
まだ『iPad mini』に触れていませんが、iPadの半分軽いということで、僕もちょっと興味があります。
ただiPhoneもiPadも『Retinaディスプレイ』のものを使っている僕にとって、『Retinaディスプレイ』でない『iPad mini』に満足できるかどうか…(汗)
そーか。4世代のiPadは買わなくてもいいかなー。
ネットワークの通信速度は早くなったのかー。
4世代のiPadは買わなくてもいいな。
ipad miniとipad4,どっちを買えばいいんだ.....?
iPadminiは期待してたけど、やっぱりretinaじゃないのがきついっすね
retinaでスペックをここまで前世代のものを使わなければ買ってたんですけどね
ズバリ、ipad2から乗り換えるべきですか?!
ズバリ、iPad2から乗り換えるべきです!!
まだiPad持ってないのですが、そんな人にiPad4はオススメでしょうか?
もちろんオススメできますよ!
ただあと3ヶ月程度したら次世代『iPad』が発表されると予想できるため、待つか、今買ってしまうかはあなた次第…といったところでしょうか。
(次世代の『iPad』は軽くなり、持ちやすくなると噂されています)